R.ケリー、暴力事件で元従業員に訴えられる

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R.ケリーが十代の頃より一緒に働いていたという元従業員が、R.ケリーに暴力をふるわれ、さらにアイディアを出した曲に対する約束の報酬が支払われていないとしてR.ケリーを訴えたと、AP通信が報じている。

R.ケリーを訴えているのは元従業員、ヘンリー“ラヴ”ヴォーン氏で、彼曰く、長年に渡ってR.ケリーの「良き理解者かつ指導者」として働いてきたという。

しかし、今年2月にバスケットボールの試合をテレビ観戦するためにR.ケリーの自宅を訪れた際に他の従業員と口論になり、その後、R.ケリーに自宅の地下に連れて行かれて暴力をふるわれたと主張。この事件に関して警察は捜査を行なったものの、不起訴になったという。

また、ヘンリー“ラヴ”ヴォーン氏は、R.ケリーの曲「Step in the Name of Love」のアイディアを出し、同曲の収益の半分を受け取る約束をしていたが、何も支払われておらず、暴力事件と合わせて、損害賠償及び、法廷費用を求める裁判を起こした。

R.ケリー側は声明の中でヘンリー“ラヴ”ヴォーン氏について「不満をもった元従業員かつ取り巻き」と表現し、彼の主張が事実と異なると反論している。

K.Omae, LA
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