イーグルス、一週間で300万枚を超える売り上げ

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28年ぶりの2枚組アルバム『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』が、全世界で発売初週に300万枚を超える売り上げを記録した。

制作に28年かかった今新作は、今週世界で最も売れたアルバムとなった。10月29日(北米)、30日(世界)、31日(日本)と順次リリースされた『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』は、世界各国で高い評価を受け、軒並み記録的な数字を伸ばしたようだ。

ここ日本では、邦楽アーティストのひしめく中オリコン・ウィークリー・チャート初登場7位となったが、これはそのままオリジナル・アルバムとして前作の『ロング・ラン』(1979年)から約28年ぶり(正確には27年11ヶ月)のトップ10入りになり、ライヴ盤『ヘル・フリーゼズ・オーヴァー』(1994年)以来、13年ぶりとなる。UKでは予告通り初登場貫禄の1位を飾った。

なお本国アメリカでは、ウォールマート限定販売のため、実質的には1位と予想されるものの、チャートには反映しないため、ランキング情報なし、と捉えていた。…が、なんと、ビルボード誌が、限定された小売店での独占販売アルバムは対象としないというチャート・ポリシーをイーグルスのために変更することになった。結果、ウォールマート限定販売にもかかわらず、トップ200の第1位を見事獲得。売り上げは711,000枚となっており、2位のブリトニー・スピアーズは290,000枚で、正式にビルボード・アルバム・チャート1位がアナウンスされた。

ユニバーサル・ミュージック・グループ・インターナショナルのマーケティング/A&R担当副社長、マックス・ホール氏は「『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』はわれわれにとって今年最大の初週売上げを達成しました。このことは、前作以来何年も待ち焦がれていたイーグルス・ファンの期待に見事に応えたことを証明しました。そして私自身もユニバーサルにいて次作の発売に立ち会えることを願っています」とコメントを発表した。
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