デフ・レパード、ロンドンのクラブで“危ない”ギグ

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コンサートといえば、スタジアムやアリーナ級の会場になるデフ・レパードが、たった800人のファンを前にスペシャル・ギグを行なった。大会場に慣れているバンドにとって、“ちょっと危ない”パフォーマンスになったそうだ。

バンドは先週金曜日(5月9日)、ニュー・アルバム『Songs From The Sparkle Lounge』のリリースを記念しロンドンのイズリントン・アカデミーでパフォーマンス。30年におよぶキャリア、6,500万枚ものアルバムを売ってきた彼らが、これほど小規模の会場でプレイするのは25年ぶりだという。

シンガーのジョー・エリオットは、ショウが終わった後、BBCにこう感想を述べている。「スタジアムはある程度、安全だ。でも、こういった小さなギグになると、オーディエンスが俺たちについて何話してるのかマル聞こえだし、彼らが置いたビールのグラスにも気をつけなきゃならない」

ステージも小さいため、その動きにも気を使ったらしい。「何度かマイク・スタンドを持ち上げようと思ったんだけど、サヴ(リック・サヴェージ/ベース)の頭に振り落としちゃうんじゃないかって心配したよ」

'02年の『X』以来、10枚目のスタジオ・アルバムとなる『c』は、Billboard Top 200アルバム・チャートの5位をマーク。英国のチャートでも10位に初登場した。

Ako Suzuki, London
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