MELL、巨大な存在感が戦慄を導く映画『斬~KILL~』主題歌「KILL」特集

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MELL 押井守監修 映画『斬~KILL~』主題歌特集

ハードタッチな声という刃がこの世の因果をすべて叩き切る

MELLの巨大な存在感が戦慄を導く魂の奥底に響き渡るこの声を聴け

――先日のツアーは、SOFT BALLETの森岡賢さん、元Saber Tigerの田中"Machine"康治さんなど、豪華ゲスト参加も話題を集めたツアーでしたが、改めて振り返った感想を聞かせてください。

MELL:ファン皆さんと分かち合った汗と笑顔の一体感。もう最高のお客様でした。最高のメンバーとスタッフと会場がひとつの歓びになった余韻が冷めません。森岡さんとの共演が最初は信じられなくて、同時に、相当なプレッシャーもありました。私にとってSOFT BALLETはJ-POPというよりも、男性三人が織り成す孤高の総合芸術という認識で、雲の上の存在でしたから。そんな森岡さんが、私の初のソロツアーのリハーサル~本番~打ち上げまで、ずっと向き合ってくださったんです。その人柄、才能、音楽性、存在感、経験から、本当に沢山のことを学ばせていただけました。素晴らしい方です。今回もうひとつ嬉しかったのは、同じ北海道で20年以上もHMギタリストとして活動されて来られた、“Machine”さんこと田中康治さんが加わってくれたこと。HARD GEAR(ex SABER TIGER)“Machine”という名前は知っていたし、私のアマチュア時代の大先輩です。“Machine”さんは本当にマシンさんなんです。あのギター、半端なく熱い! 飲んでても音を出しても、わかり合える瞬間があって、すぐに不安要素は消えましたね。言うまでもなく男らしく、骨太の本物のロックギタリストが加わってくれて、MELLのアルバムの楽曲をあそこまで個性的に高めてくれたのは、メンバーの全員の両手。その魂は死ぬほどカッコ良かった。

――最新シングル「KILL」をステージでも披露されましたが、ステージから見たファンの反応はどうでしたか?

MELL:歌詞が歌詞ですからね。「おいMELLよ、コレまたやけに激しいな(笑)」って聴いてくれてたんじゃないかなと思います。

──初めて実写映画の主題歌ですね。

MELL:とても光栄でした。反面、難しかった点はオムニバスというところですね。

──「斬~KILL~」という作品は、どのような作品でしょうか?

MELL:押井守監督総監修、4人の監督が手がける、主に“刀でもって人を斬る”テーマをメインに綴られるアクションムービーです。生きざま、死にざまを深く問いかけてると台本を読んで感じました。どんなに時代が変ろうとも、根底にある日本人としての血ですね。サムライの魂が現代に蘇って映像化されると、こうなるんだって、鳥肌が立ちました。

──押井守監督とは、楽曲を担当する上でどのような会話を交わしましたか?

MELL:監督は、「オープニングは勢い良く、エンディングは逆に優しく。歌はご自身の詞の世界を尊重して、自由にやって構わないです」とアドバイスをくださいました。

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