ザ・キラーズ「不況だったからこそバンドが成功」

ポスト
世界的な不況を嘆く声も上がっているが、逆境をチャンスに変えた人たちもいる。ザ・キラーズだ。彼らがバンドを結成したのは2001年、アメリカ同時多発テロ事件が起き同国の経済が一時的に麻痺したころだった。

ギタリストのデイヴ・キューニングは、当時もし失業していなかったらバンドはここまで成功していなかったかもしれないと『NME』誌に話している。「(同時多発テロ事件の)直前にクビになったんだ。働いてた店の業績が悪くてね。でも事件の後、仕事を見つけるのが難しくなっちまった。ラーメン・ヌードル食って切り抜けてたよ。たやすいことではなかった。でも、怪我の功名だ。そのおかげで俺とブランドン(・フラワーズ/Vo)は、一緒に過ごす時間がたくさんできたんだ。曲書いたり、アイディア練ったり、名前考えたり、バンド一色だった。あの時間が幸運になったんだ」

その2年後デビューを果たしたザ・キラーズの快進撃はご存知の通り。不景気により音楽のセールスが急減するのではないかといわれた2008年、実際UKでのアルバムの総売り上げは前年にくらべダウンしたが、ザ・キラーズやテイク・ザットの新作がその下げ幅を抑制したといわれている。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報