パール・ジャムのエディ、ソロ・ツアーを発表

パール・ジャムのフロントマン、エディ・ヴェダーがこの夏、USAでソロ・ツアーを行なうことを発表した。映画『Into The Wild』のサウンド・トラックでソロ・デビューしたヴェダーのツアーは、2008年に続き2年連続となる。

ヴェダーは先週、ポール・マッカートニーやリンゴ・スターと共にデヴィッド・リンチ監督が主催したチャリティ・イベントへ出演。5月にはNYのマディソンスクエアで開かれる、フォーク・レジェンド、ピーター・シーガーの90歳誕生日コンサートでもパフォーマンス予定。ロン・ウッドのソロ・アルバムへゲスト参加するとの話もあり、ソロ活動が目立つが、2008年末には、ブレンダン・オブライエンをプロデューサーに迎えパール・ジャムのニュー・アルバムを制作中との情報も流れている。彼らがオブライエンと組むのは、4thアルバム『Yield』（1998年）以来となる。

新作の完成はもう少し待たなくてはならないようだが、パール・ジャムは2011年のデビュー20周年を記念し、2年間に渡り過去のカタログのリイッシュー・キャンペーンをスタート。その第一弾として3月、デビュー・アルバム『Ten』が4つのエディションで再リリースされた。

ヴェダーのソロ・ツアーは、6月8日にNYでスタート。7月初めにハワイで終了する。

Ako Suzuki, London