ジャネット・ジャクソン、マイケルの死を「今でも信じることが難しい」

レーベルを超えた初のコンプリート・ベスト・アルバム『ザ・ベスト・オブ・ジャネット・ジャクソン』が11月18日にリリースとなった。2枚組で36曲というボリュームには、マイケル・ジャクソンとのデュエット曲「スクリーム」や新曲「メイク・ミー」も含まれたまさにベストオブベストと呼ぶにふさわしいものだ。

そんなジャネット・ジャクソンだが、11月18日に放送された米ネットーワーク局ABCのインタビューでは、兄の故マイケル・ジャクソンの死は主治医のコンラッド・マーレイ氏に責任があると語った。ジャネットは、今後マーレイ氏が医師として働くことを許すべきではないとし、「彼がただひとり薬を投与していた人物。私は彼に責任があると思う」と非難。ロサンゼルス検察当局は現在、マイケルの死についてマーレイ氏にかけられた嫌疑を調査しているが、マーレイ氏は、6月25日に自身が強い麻酔薬を投与して間もなくマイケルは死亡したと供述しているという。

マーレイ氏の代理人は16日、マイケルを死に至らせるような薬の投与はしていないと主張し続けると語った。ジャネットは同インタビューで、マイケルが病院に運ばれたと一報を受けたのはニューヨークの自宅で、アシスタントからの電話で知らされたのだという。その後、病院に向かった親類に電話での報告を頼んだが、ベルは鳴らず心配だけがつのったと振り返った。そして、「（マイケルの死を知って）本当のこととは思えず、夢を見ているようだった」「今でも信じることが難しい」とも話している。

『ザ・ベスト・オブ・ジャネット・ジャクソン』
2009年11月18日発売
【初回生産限定価格盤】UICY-91510/1　￥2,980(税込)
【通常盤】　UICY-1456/7　￥3,200(税込)
◆Disc 1
1. 恋するティーンエイジャー
2.ナスティ
3.あなたを想うとき
4.コントロール
5.急がせないで（シングル・リミックス・ヴァージョン）
6.愛の法則
7.ダイアモンド（ハーブ・アルパート＆ジャネット・ジャクソン）
8.ミス・ユー・マッチ
9.リズム・ネイション
10.エスカペイド
11.オールライト（7インチ・ビデオ・ヴァージョン　with ラップ）
12.カム・バック・トゥ・ミー
13.ブラック・キャット（ビデオ・リミックス/ショート・ソロ・シングル・ヴァージョン）
14.ラヴ・ウィル・ネヴァー・ドゥー
15.ベスト・シングス・イン・ライフ・アー・フリー（ルーサー・ヴァンドロス＆ジャネット・ジャクソン　with BBD　＆　ラルフ・トレスヴァント）
16.それが愛というものだから
17.あなたを想うとき (デヴィッド・モラレス・リミックス・エディット)
◆Disc 2
1.イフ
2.アゲイン
3.ビコーズ・オブ・ラヴ
4.どんなときも、どこにいても
5.スクリーム（マイケル・ジャクソン＆ジャネット・ジャクソン）
6.ランアウェイ
7.ゴット・ティル・イッツ・ゴーン(feat. Q-TIP　＆　ジョ)
8.トゥゲザー・アゲイン
9.アイ・ゲット・ロンリー（feat. ブラックストリート）
10.ゴー・ディープ
11.ホワッツ・イット・ゴナ・ビー？！（バスタ・ライムス・フィーチャリング・ジャネット・ジャクソン）
12.ダズント・リアリー・マター
13.オール・フォー・ユー(ビデオ・シングル・ミックス)
14.サムワン・トゥ・コール・マイ・ラヴァー
15.オール・ナイト（ドント・ストップ）
16.コール・オン・ミー（with ネリー）
17.フィードバック
18.ウープス・ナウ
19.メイク・ミー（新曲）