【短期集中連載】増田勇一のサンフランシスコ日記(5)

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11月25日の夕刻、路線バスを利用して、2日前にDIR EN GREYを観に行ったばかりのフィルモアへ。会場の関係者も顔を憶えてくれていて「こっちに住んでるの?」と訊かれる。日本人や中国人の少なくないサンフランシスコ。そう思われるのが普通だろう。

▲ジョー・ペリー、ほぼ還暦にして、この容貌。それだけでも驚異的。
▲噂の男、ハーゲン。ここだけの話、髪型がちょっとDAIGOに似てる。
▲当日のフォト・パス。粘着力が強すぎて、剥がすときに裂けちゃった。
◆【短期集中連載】増田勇一のサンフランシスコ日記(5) ~画像編~

この夜のライヴはJOE PERRY PROJECT。言わずと知れたAEROSMITHのギタリストによるソロ・プロジェクトだ。スティーヴン・タイラー(Vo)の脱退が伝えられたかと思えば、このJOE PERRY PROJECTのNY公演のステージに彼自身が乱入し(自らチケットを買い、ジョーの知らないうちに楽屋に潜入していたとか)、「俺はAEROSMITHを辞めてない!」という宣言がなされたり、さらにはその後、ジョーの側から「だけどその後、何も話は進んでいない」という発言があったり。そうした“お家騒動”がこのところ続いているが、JOE PERRY PROJECTのツアー自体は順調に進んでいて、前夜に行なわれたサンセット・ストリップのハウス・オブ・ブルーズでの公演では、スラッシュが飛び入りをしたとか。余談ながら、さらにその前日に同会場でプレイしていたのはDIR EN GREY。ほぼ同じような行程でツアーが組まれていたというわけだ。

実のところ、当初はこの日の開演前の時間帯に、ジョー・ペリーに対面取材することになっていた。が、数日前にマネージメント側から変更希望があり、結果的には帰国後に電話インタビューすることに。渦中の彼と面と向かって話をすることができなくなったのは残念だったが、実際にライヴを観たうえで話ができるという意味では好都合でもあった。つまり、それくらいライヴが良かったということ。詳しいことはインタビューともども12月29日発売の『Player』誌2月号で書くことになっているので、そちらをご参照いただきたいところ。とりあえずは当日のセットリストのみ掲載しておきたい。

<JOE PERRY PROJECT@Fillmore,San Francisco/09.11.25.>
・Let The Music Do The Talking
・Walkin' The Dog
・Bright Light Fright
・We've Got A Long Way To Go※
・East Coast,West Coast
・Somebody's Gonna Get(Their Head Kicked In Tonite)※
・Get The Lead Out
・Dream On
・Vigilante Man
・Sight For Sore Eyes
・Do You Wonder※
・Rockin' Train
・Wooden Ships※
・Slingshot※
・Scare The Cat※
・Combination
・Toys In The Attic
-encore-
・Stop Messin' Around
・Walk This Way
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