オーケー・ゴー、一夜限りの来日公演はサプライズ満載

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シカゴからデビューし、2005年の「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン」ビデオで世界ブレイクを果たした4人組。キャッチーなパワー・ポップに定評のある彼らが、最新アルバム『オブ・ザ・ブルー・カラー・オブ・ザ・スカイ』リリースを記念し、3度目の来日公演を行なった。

あいにくの雨の中、早くから女性ファンが並んだ東京・代官山UNIT。ステージ上にはビデオ・プロジェクターが飾られ、最新作のフォーキー&グルーヴィーな音を思わせるペイズリー風の柄が上映されている。

定刻過ぎ、クールなスーツに身を固めたメンバーが新作の「ホワイト・ナックルズ」で登場。いきなり大量の紙吹雪がステージを白く染める中、デビュー作から「忘れちまえ!」、2ndアルバムから「ア・ミリオン・ウェイズ」と早くもヒット・シングルを連発。プロジェクターには、メンバーの演奏や印象的な風景が次々と映し出される。

新旧ナンバーで盛り上がる中盤、バンドをスターダムに押し上げた「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン」(ビデオはWEB視聴4,900万回を更新中)でファンを躍らせた後に登場したのは、何とハンド・ベル。ステージ上のテーブルに金色のハンド・ベルが大小10数個並び、楽器を置いた白手袋のメンバーが、1st収録曲「ワットゥドゥー」をア・カペラとハンド・ベルで披露。ハッピーな余韻が広がる中、ダミアン(Vo、G)がギターを抱えてオーディエンスの中へ移動し、会場後方で新作から「ラスト・リーフ」をアコースティック・プレイ。新作でも大いに発揮されたセクシーなファルセット・ヴォイスが響く。と思えば一転、力強いドラムとベースが音を刻み、再び盛大に紙吹雪が舞い、2曲を挟んで最新作からの2ndシングル「ディス・トゥー・シャル・パス」のサビを全員にコーラスさせ、「ドゥ・ホワット・ユー・ウォント」で本編を終えた。

アンコールでもサプライズが。ステージ上にデジタル・アルファベットが並び、ルーレットのように文字が周り「O」「K」「G」「O」の4文字が完成! 実はメンバー着用のジャケット背中に付いていた電飾だった。そしてメンバーが手にしたギターはどれも、2009年12月にマイアミで開催されたファッション・フェア「Design Miami」で発表したスペシャル仕様。伊ファッション・ブランドFENDI、独デザイナーのM.ウォルドメイヤー、米ギター・メーカーGibsonによるカスタマイズで、ボディをファーが縁取り、ピックアップに電光掲示板、LEDライト搭載のヘッドから赤や緑のレーザー光が場内を照らす豪華版だ。大歓声の中、最新作から浮遊感溢れる「WTF?」「スカイスクレイパーズ」をプレイ。大量の紙吹雪を浴び、ステージから身を乗り出したダミアンがシャウトする「インヴィンシブル」で幕を閉じた。

デイヴ・フリッドマン(フレイミング・リップス、MGMT)を起用した新作のモダン・サイケデリックと、バンドの持ち味であるパワー・ポップが絶妙にブレンドされたライヴ。サプライズやダミアンの饒舌MCが多々ある中、決して散漫な印象にならないのは、タイトな演奏とバンドとしての一体感ゆえだろう。

ユーモア精神満点な彼らは2ndビデオ「ディス・トゥー・シャル・パス」新ヴァージョンを完成させたばかり。NASAの技術者集団らを動員し4ヵ月かけて撮影した大規模なからくり仕掛け映像は、米西海岸時間3月1日(月)16時に海外オフィシャル・サイトwww.okgo.netでプレミア公開される。

<2010年2月26日 OK GO来日公演東京@代官山UNIT>
1.ホワイト・ナックルズ
2.忘れちまえ!
3.ア・ミリオン・ウェイズ
4.アイ・ウォント・ユー・ソー・バッド・アイ・キャント・ブリーズ
5.オー・レイトリー・イッツ・ソー・クワイエット
6.バック・フロム・カトマンドゥ
7.ドント・アスク・ミー
8.ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン
9.ワットゥドゥー (ハンド・ベル・ヴァージョン)
10.ラスト・リーフ (アコースティック)
11.イッツ・ア・ディザスター
12.ア・グッド・アイディア・アット・ザ・タイム
13.ディス・トゥー・シャル・パス
14.ドゥ・ホワット・ユー・ウォント
E1.WTF?
E2.スカイスクレイパーズ
E3.インヴィンシブル

『Of the Blue Colour of the Sky』
2010年01月13日発売
2500円(税込) TOCP-66931

◆オーケー・ゴー・オフィシャルサイト
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