ジミ・ヘンドリックスのエンジニア、完全未発表アルバムに鳥肌

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間もなく、ジミ・ヘンドリックスの未発表トラックを集めたアルバム『ヴァレーズ・オブ・ネプチューン』がリリースされる。当時のエンジニア、エディ・クレイマーにとって、40年以上もの時を経てこのファイナル・セッションが収録されたテープを聴き直したのは「シュールでありリアルな体験だった」という。

彼はBBC 6ミュージックにこう話している。「スタジオにいてテープを聴き編集してると、ジミーと僕とノエル(・レディング/ベース)の間で交わされたいろんな会話が聞こえてくるんだ。僕らをからかう彼の声がね。この部分は本当にリアルだ。鳥肌が立ったよ」

1967年の『アー・ユー・エクスペリエンスト?』以来ジミ・ヘンドリックスのエンジニアを務めたクレイマーは、「ギターを始めるなら、まずジミ・ヘンドリックスを聴け」とも話している。「彼は世代を超えてコミュニケーションを取ることができた。いまのティーンでもジミ・ヘンドリックスに向かう。彼こそマスターだからね。ギターを始めようとしてるなら、まずはジミ・ヘンドリックスを聴く必要がある」

『ヴァレーズ・オブ・ネプチューン』の日本盤は3月10日にリリースされる。

Ako Suzuki, London
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