エアロスミス「スティーヴン・タイラーが戻ってくるのはわかっていた」

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フロントマン、スティーヴン・タイラーの言動に憤慨し、一時期「別のシンガーを見つけて活動を続ける」と宣言していたエアロスミスのジョー・ペリー(G)が、当時の思いを語った。ペリーは「タイラーが戻ってくるのはわかっていた」が、それを待つのが嫌だったのだそうだ。無事和解したいま、ペリーはテイラーのことを“ブラッド・ブラザー(血盟の義兄弟)”と呼んでいる。

彼は英新聞『The Guardian』のインタヴューで「本当に新しいシンガーを探していたのか?」と問われ、こう答えている。「探してたよ。エアロスミスじゃなくなっちまうのはわかっていた。でも、誰か新しい奴とやりたかったんだ」「どんな奴かって?そこまで話は進んでなかった」「あいつ(タイラー)のことはあまりにも長く知っている。これまでも、一緒にいろんなゴタゴタを乗り越えてきたからな。あいつは俺のブラッド・ブラザーだ。あいつが戻ってくるのはわかっていた。俺はそれを待つのが嫌だったんだ」

今回も無事ゴタゴタを乗り越えた彼らは、ツアーを再開。UKでは今週末、メタルの祭典<ダウンロード・フェスティヴァル>でプレイするだけでなく、ロンドンのO2アリーナでも公演(6月15日)する。


しかしながら、ニュー・アルバムは期待できるようなできないような…。オフィシャル・サイトは、ジョー・ペリーが「クリスマスか2011年の初めにはスタジオに戻るつもりだ」と話したと伝えているが、『The Guardian』紙のインタヴューでは別のことを語っている。「(新作が)あるか、わからない。数年前まで、ファンに昔みたいなアルバムをもっと作ってくれって頼まれていた。でも、うまくいかなかった。新曲はもうそれほど重要じゃないんだ。長いこと(新曲を作ろうと)してきたけど、作ってみて、これ以上上乗せする必要があるのかって思ったよ。レオナルド・ダ・ヴィンチが聖母をもう一度描くようなもんだろ。聖母をもう一度描く必要があるか?」

エアロスミスはヨーロッパ・ツアーだけでなく、7月下旬から大規模な北米ツアーを行なう。新作のことはわからないが、とりあえずステージでは完全復活を遂げた。ペリーいわく「スティーヴンの歌は、この何年かとは比べものにならない。ショウはどんどんよくなっている」そうだ。

Ako Suzuki, London
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