音楽冒険精神を詰め込んだ傑作アルバム『ADVENTURE』堂々完成

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“怒涛/驚愕 DO10!!”計画進行中

今までのライヴから、作品作りから何から、活動していく中で、“今、これできるんじゃないか?”っていうものが込められた。

INTERVIEW

色んなことを連続してやっている状態なので、アルバムが完成しても、ツアーが終了しても、達成感がないんです。

──“DO10!宣言”進行中ですね! 怒涛の活動ぶりでヘバッていないか、現状報告していただくために今日は来ました(笑)。

松下省伍(G):(笑)疲れてはいないですね。まぁ、もちろんツアーに出たりすると、疲れてないって言うのはアレかもしれないですけど……。でも、色んなことをあれこれやって、単純に刺激がずーっとあるので。ツラいこととかまで含めて楽しくやってるっていう状況ですね、今は。刺激がいっぱいあるからこそテンション高くいられるというか。

出口博之(B):コンディションとしては、ものすごく良いですね。先日ツアーが終わって、そこからまたすぐ制作に入ってるんですけど。最近のライヴはアルバム発売前のライヴになるので、本当にまっさらな新曲をお客さんの前で演奏するっていうことをずっとやっていたんですよ。そこでダイレクトな反応が各地で見られて、すごく手応えがあったんですよね。“顔見りゃ分かるよ!”みたいな(笑)。monobrightとして新機軸みたいな曲も結構あるんで、面食らう人もいれば、“そうくるか!”みたいに観てくれてた人もいるし、“こういうの待ってたよ!”って反応をしてくれる人もいたり。反応がもう本当に様々なのが、すごい楽しいなっていう。

──アルバムは僕も面食らいました(笑)。その話はあとでじっくりということで、瀧谷くんも現状報告ぜひお願いします。

瀧谷翼(Dr):忙しいっちゃ忙しいのかもしれないですけど、好きなことをやれているので全然楽しくやれてます。でも、正直言っちゃうと……。今やっているこの“DO10!!”、達成感が全然ない状態なんですよね。ひとつ終わったらまた次がある、それが終わったらまたさらに次がある、っていう感じなので。

──なるほど。次へ次へって続いていくわけですから、ひとつの終了の達成感は……。

瀧谷:そう。味わう間もなく次、になっているので。この“DO10!”のルーティンが終わったときにどうなるかっていうのが、今はすごい楽しみでもありますね。

──“DO10!”終了直後のmonobright、どうなってるんでしょうね。真っ白な灰になっているのか、みたいな(笑)。

桃野陽介(Vo&G&Key):溶けてなくなってるかもしれないですね。“エネルギー溶け”で。バンドが終わるときって普通は解散とかですけど、こっちは“溶けた”ですからね(笑)。“monobright溶解”ってのは、かなり新しいですよ!

──(笑)じゃあ、皆さんがドロドロと溶けてしまう前に色々話を聞いておかないと……。桃野くんも、“DO10!”への思いを改めて聞かせてください。

桃野:もう本当に、思いはみんなと一緒ですね。達成感がないんですよ、この“怒涛の攻約宣言”って(笑)。バーッと続いていく色んなことを今もやっている状態なので、アルバムが完成したにしても、ツアーが終了したにしても、達成感がとにかくなくて。それは、全部終わったときにたぶん感じられると思うんですけど……。だから、体力がどうなってるのかとかは全然分からないですけど、でも、すごく楽しく、黙々とやれてます。

──“達成感がない”って、字面だけパッと見ると“なんてこと言ってるんだ!”って感じですけど(笑)。でもそれは、楽しいことはこれからもまだまだたくさん続いていくんだっていう、ものすごくポジティヴな意味で。

松下:そうなんです。全てを並行してやっていて、ひとつのものとひとつのものが、それぞれ半分ぐらいダブって行なわれてるんで。もう本当に、良い意味で達成感は余計ないんですよ、それぞれのものへの(笑)。

──溶解するぐらいのエネルギーを出し切って、さらに次につなげたいですね。

桃野:はい。やりきれる自信は、あります!

──で、今回のアルバムの話もうかがいたいんですが。感想はもう本当に、出口くんの話とおりです! 面食らいました(笑)。

桃野:(笑)たぶん……。今まで世の中に出てきたアルバムの中でも、聴き終わったときの聴き疲れは一、二を争うと思いますよ(笑)。全部違うもんね、一曲一曲。

松下・出口・瀧谷:うん!

桃野::色んな音楽をやりたい、自分の好きな音楽を現わしたいっていう気持ちは、前々からあったんですけど。それを以前よりもーっと極端にできるようになったのが、きっと最近の僕らの成長だったんじゃないかと思うんですよね。今までのライヴから、作品作りから何から、活動していく中で、“今、これできるんじゃないか?”っていうものが今回のアルバムには込められた気がしますね。

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