アークティック・モンキーズ、サプライズ公演でファン熱狂

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アークティック・モンキーズが14日、イギリスのカーライルで行なわれたBBCラジオ1の番組『ビッグ・ウィークエンド』でサプライズ公演を行った。45分間のセットの中で12曲を演奏した同バンドは「ザ・ビュー・フロム・ジ・アフターヌーン」で幕を開け、最新アルバム『サック・イット・アンド・シー』から新曲「ドント・シット・ダウン・コウズ・アイブ・ムーブド・ユア・チェアー」など2曲を披露した。

また、バンドは「ブライアンストーム」「アイ・ベット・ユー・ルック・グッド・オン・ザ・ダンスフロア」「ハムバグ」「コーナーストーン」など過去の曲も演奏している。「ウェン・ザ・サン・ゴーズ・ダウン」でパフォーマンスを終了したが、フロントマンのアレックス・ターナーは観客に感謝しながら舞台から去っていった。「ありがとう、カーライル。もうおしまいだよ。」

そんなアークティック・モンキーズは、今回の新作ではニルヴァーナが1991年のブレイク作『ネヴァーマインド』で見せたドラムの重なりを再現したかったそうで、同作が収録されたバンナイズのサウンド・シティ・スタジオでのレコーディングを決めたのだという。レコーディングはアメリカ西海岸で行なわれたものの、アレックスは、ほとんどの曲をアパートの4階に位置するニューヨークの自宅で書き上げたのだそうだ。

「1階で曲を書かなかったのは初めてだね。テレビで放送されてた「トランスフォーマー」を無音で付けてて、色々演奏し始めたってわけさ。ヌーヴェル・ヴァーグのフランス映画を見ていたって言いたいところなんだけど、「トランスフォーマー」だったんだよね」。

このアークティック・モンキーズの4作目となる『サック・イット・アンド・シー』は、6月1日に日本先行発売される。

BANG Media International

◆BARKS洋楽チャンネル
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