[2011楽器フェア速報]カシオ、本格派ステージピアノとカシオトーン直系のキーボード

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カシオのブースでは、ステージピアノのPriviaシリーズと、“サウンド・メイキング・キーボード”と銘打ったCTKシリーズ、2タイプのキーボードが並ぶ。


▲高音域の鍵盤は軽く、低音域は重いというタッチや、鍵盤が艶消しになっているなどのところはグランドピアノそっくりで、高級感もなかなか。
Priviaシリーズで試奏する人が多かったのは、この11月に発売となるPX-3S BK。ハイアマチュアのステージやレコーディングでの使用を前提とした本格的な“ステージピアノ”だ。リーズナブルな価格帯(予想実売価格8万円前後)の電子ピアノでありながら、スピーカーがついていないところも、一般的な家庭用電子ピアノとはちょっと違うという主張のようだ。88鍵のキーボードは4つまでのエリアに分割して、別のMIDIキーボードや音源をコントロールできる。ステージでたくさんのキーボードを使うプレイヤーのマザーキーボードとして多彩な音を鳴らせそうだ。


▲左側(低音域側)の鍵盤すぐ上にあるのがドローバーにも使えるフェーダー。オルガンサウンドはかなりリアル。
もう一方のCTKシリーズは、“なんでも入りキーボード”の元祖、カシオトーン系列の製品。フラッグシップのCTK-7000にもスピーカーや伴奏機能がついているが、面白いのは鍵盤すぐ上に並べられた多数のフェーダー。これは、オルガンの音色を選択しているときに、独特のオルガンサウンドを作るドローバーとして使えるもの。またロータリースピーカーのスピードも、ボタンを押してから数秒で変化するなどすごくリアル。ちなみにオルガンの音色は20種類もプリセットされている。このほか、演奏やマイク入力の音をオーディオデータとしてSDカードに録音する機能なども搭載する。

◆楽器フェア オフィシャルサイト
◆カシオ
◆BARKS 楽器チャンネル
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