2011年秋にリリースされたメタリカとルー・リードのコラボ・アルバム『Lulu』。賛否両論あったようだが、インターネットのおかげで一般の人の声がダイレクトに伝わることによりルー・リードは辛い想いをしたらしい。

メタリカのラーズ・ウルリッヒはワシントンDCのラジオ局のインタビューでこう明かした。「もちろん、2012年、ネットのおかげでみんなが自分の意見を言う機会を与えられているのは素晴らしいことだと思うよ。すごいコミュニケーション手段だし、世界がより親密になれる」

「でも当然、アーティストや何かを作っている者は、みんなが話していることにどれだけ深く飛び込むか気をつけなきゃならない。だって本当に翻弄されるからね。俺はこの点ではいつも図太くしてるから、あんまり影響を受けない。でも、ルー・リードには難しかった。彼はすべてを個人的に受け止めるから」

ラーズ・ウルリッヒはあらかじめ、「世の中にはものすごくハードコアなメタル・ファンがいて、『Lulu』のような作品を気に入らない連中もいるはずだ」とルー・リードに警告していたものの、ルー・リードは実際にそれを目にして驚いたのではないかという。

ラーズ・ウルリッヒの言うとおり、ネットによって誰でも好きなように自分の意見を述べることができるようになったのは素晴らしいが、中にはとても手厳しいものや個人を攻撃するかのようなコメントもある。ルー・リードにはこれにめげず、やりたいことをやり続けて欲しいものだ。

Ako Suzuki, London