中谷美紀、7年間綴り続けたエッセイが一冊の単行本に。『女心と秋の空』

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3カ月以上にわたるインド旅行の日々を綴ったインド旅行記シリーズが25万部のベストセラーになるなど、作家としても活躍している女優・中谷美紀。文芸誌「パピルス」にて2005年12月号から7年間連載している彼女のエッセイが、一冊の本となった。

◆中谷美紀 画像

中谷美紀、6年ぶりの単行本となるのは『女心と秋の空』(幻冬舎)。この本では、「厄落としと体質改善を兼ねての断食チャレンジ」「旅先で出会った忘れられない味と人々」といった、中谷美紀の何気ない毎日の中で感じた瞬間が、自身の手によって撮影された写真とともに掲載されている。

「様々な場面での素晴らしい出逢いについて、口から発する言葉では伝えきれないことを、文字にしています。」── 中谷美紀(エッセイを綴ること、とは?という質問に対して)

ところで、中谷美紀といえば、言うまでもなく、女優。そんな彼女にとって、作品を書くということは、当初は「他人の価値観を演じるストレスを自著で発散する」というのを目的にしていた、とのこと。しかし、それがいつの頃からか、「演技と同様、私個人の気持ち云々よりも、優れた先人の話に耳を傾け、媒介に徹して書くことが心地よくなって来ました。」という。そんなスタンスで綴られたのが、今回のエッセイ集でもある。

中谷は、本作『女心と秋の空』について、「7年の間に、成長と後退を繰り返しながらずいぶんと変化を遂げましたが、『女心と秋の空』のタイトルのごとく、不確かな人生の変遷を見守っていただけたら嬉しいです。」と、コメント。また、今後は、「質問力を磨いて、人間の本質に迫りたい」としている。

『女心と秋の空』は、9月12日発売。予価1,500円

◆中谷美紀 オフィシャルサイト
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