【集中連載 第一回】本物のギターでプレイできるギターゲーム「ロックスミス」にtatsuoがチャレンジ

ツイート
“本物のギター”を使ってプレイできる! これまでにない特徴で話題沸騰中のギターゲーム「ロックスミス」が10月11日、いよいよ発売される。北米では2011年10月の発売から累計60万本以上のセールスを記録し、多数の受賞歴もあるこのゲーム。BARKSでは、eversetのギタリストであり、“ゴールデンボンバーの中の人”、トーキングブンブンのプロデューサーとしても知られるtatsuoを迎え、前代未聞のギターゲームの魅力をチェック。「ほんとにギターが弾けるようになるの?」という疑問もtatsuoがしっかり検証してくれた。

短期集中連載の第一回目。存分にこのゲームの楽しさを味わってほしい。

■「ロックスミス」は本物のギターで楽しむ世界初のゲーム

「ロックスミス」は、PlayStation 3とXbox 360に対応した音楽ゲームだ。プラスチック製などの簡易なギター型コントローラーを使ったゲームはあったが、本物のギターを使ってプレイするのはこの「ロックスミス」が世界初。ゲームの基本は、画面に合わせてタイミングよく弦を弾くというシンプルなもの。いわゆる「音ゲー」の延長線上にあるものだが、ボタンを押すのではなく、実際にギターを弾くのと同じようにギターのフレットを押さえて弦を弾くというのが最大のプッシュポイント。さらに単なるゲームにとどまらない、以下の特徴を持っている。

★本物のギターでゲームをプレイ
★遊んでるうちにテクニックもコードも身につく
★エフェクター60種、アンプ11種内蔵でサウンドメイクも楽しめる
★1960年代から最新ヒット曲まで全51曲を収録
★追加楽曲のダウンロードもOK、70曲以上を配信
★ベースにも対応、ギターでベース練習もOK
★2人同時プレイでセッションも可能
★プレイヤーのレベルに合わせて難易度を自動調整

まず、注目したいのは、ゲームでありながら続けているうちにどんどんギターのテクニックが身につくという点。「ロックスミス」のプロデューサーはギターを触ったことがないがギターを弾きたい欲求を持っており、「ギターの知識がまったくない人でもギターができるようになるには?」という視点でゲームが制作されたという。まさにこれからギターを始めたいという人にぴったりのゲームというわけだ。

ギターの練習は、誰もが知っているロックの名曲、ヒット曲を題材に進められる。その数なんと50曲以上! 教則本やメトロノームを使った個人練習とは別次元の楽しさがそこにはある。また、ゲームを進めるうちにギターの知識やテクニックが身につくだけでなく、エレキギターならではの本格的なサウンドメイクが楽しめるのも、一般的なゲームを超えた魅力となっている。

このほか、ベースギターへの対応や、2人同時プレイで個人練習を超えた楽しみ方ができる点も見逃せないところだが、なんといっても、飽きずに続けられる仕掛けが満載なのが最大の特徴だ。その秘密は、プレイヤーのレベルに合わせて難易度が自動調整されるところにあるのだが、詳しくはtatusoにチェックしてもうことにしよう。

■付属ケーブルでゲーム機とギターを直結するだけで即プレイ

「ロックスミス」はPlayStation 3とXbox 360に対応するが、今回使用したのはPlayStation 3。「ロックスミス」のパッケージに付属の「リアルトーンケーブル」を使って、ゲーム機本体とギターを接続するだけで準備はOK。ギターの音はテレビ(またはゲーム機につないだスピーカー)から出力されるので、ギターアンプも不要という画期的なものだ。



▲「リアルトーンケーブル」はゲーム機側がUSB、ギター側が標準フォーンジャック。エレキギターならどのタイプでもつなげるだけでいい。


▲ギターのジャックにリアルトーンケーブルをプラグイン! あとはギターのボリュームノブを上げるだけで準備は完了。

今回の検証にあたって、tatsuoは自身のギターを持ち込んだ。ケーブル接続など準備は一瞬で完了、さっそくプレイスタートだ。

まずは、ギターやピックの持ち方が動画で説明される。続いて、ギターの音量調整やチューニング。音量調整は、弦を力いっぱいかき鳴らすだけ。チューニングでは、どの部分を回してどの弦を弾くかまでしっかり動画が用意される。チューニングでは音が違うと指摘してくれるし、うまくできると「よくできました」というナレーションとともにドラムが鳴り響き、ライブ会場にいるかのような「わーーー」という歓声があがる。「やばいっすよ、このゲーム」と笑顔が思わずこぼれるtatsuo。「いちいち気が高ぶりますね」と、早くもテンションが上がってきたことが見てとれる。

ギターの知識が身につくのは「ロックスミス」の特徴の1つだが、単に見るだけになりがちな教則ビデオとは異なるのがここ。操作に反応してプレイヤーの気分を盛り上げる仕掛けが随所に施されているのだ。なるほどこれなら初心者でも飽きずに続けられるはず。



▲初心者にうれしいのが、さまざまなテクニックを動画で見せてくれること。基本からしっかり見せてくれる。


▲ギターの基本であるチューニングもしっかりビデオで解説。ゲームの最初で選ぶヘッド形状(ペグが片方に並んだストラトタイプか両側に分かれたレスポールタイプか)に合わせた画像で示されるのもわかりやすい。

■基本は音ゲー、画面に合わせて弦を弾け!

いよいよゲームに突入。画面上では、陸上競技のトラックのような複数の線が奥から手前に伸びており、さらに一番手前にはギターのネックが配置される。線はフレットを示しており、その上を色のついたブロック状のノート(音符)が流れてくるので、タイミングを合わせて同じ色の弦をはじく。これが基本だ。



▲ゲームプレイのメインとなる画面構成。手前にギターのネックを後ろから見た状態が表示され、奥から弾くべき弦と押さえるべきフレットを示すノートが手前に流れてくる。弦はそれぞれ赤、黄、青……と異なる色になっており、ノートの色と同じ色の弦を弾くことになる。

この画面構成は多くの人にとって見慣れないものに映るはず。時間軸が左から右へ流れる楽譜とは似ても似つかないし、押さえる弦を示すネックもギター用のタブ譜とも上下が逆になっている。これにはギター経験者ほど最初はとまどうようだ。しかし、ネックを後ろから(つまりプレイヤー視点から)透かして見たものだと理解できれば、すぐに慣れてしまうはず。実際にこの視点の方が理にかなっている。頭の中で反転しなくても、見たままを自分のギターに置き換えていけばいいからだ。これはスグレもの。

実際、tatsuoも最初は「???」という感じだったが、1分とかからず把握。「最初はわかりにくかったけど、初心者にはこっちのほうがわかりやすいんじゃないかな。ステージを向いた側が見えてるってことで」と好印象。

最初のチュートリアルでは、5弦2フレット、5弦の開放(フレットを左手で押さえないで弾く)といった具合に、ノートが1つずつ流れてくる。間違った弦を弾いたり違う位置のフレットを押さえて弾いてしまうと、ノートの流れが止まる。正しい音を出せるまでゲームが付き合ってくれる親切設計というわけだ。そして、いくつかの音を弾き終わると流れてきたのが、誰もが知ってる名曲のイントロ。「今弾いてたのはストーンズの『サティスファクション(I Can't Get No) Satisfaction)』のフレーズだったのか!」と驚く瞬間。なかなかニクイ演出だ。

■有名曲・ヒット曲のオリジナルトラックでプレイが楽しめる

ゲームに収録される収録曲は冒頭で触れたとおり全51曲。いずれもCDに収録されているのと同じ、オリジナルのトラックが使われているのがポイント。ほかの音ゲーとは一線を画す部分だ。

ローリング・ストーンズをはじめエリック・クラプトンやニルヴァーナ、レディオヘッド、レニー・クラヴィッツなど、洋楽の有名アーティストの曲がこれでもかと揃う。さらにダウンロード配信で追加購入も可能で、北米では発売から3ヶ月で10万曲以上がダウンロードされているという。国内での価格は、たとえば、PlayStation 3用なら1曲360円、Queenの楽曲5曲をセットにした「Queenソングパック」は1,440円といった具合。残念ながら日本の曲は収録されていないが、ユーザーの要望次第ではありえるかもしれない。

■収録曲一覧

Animals/House of the Rising Sun
Best Coast/When I'm with You
The Black Keys/Next Girl
The Black Keys/I Got Mine
Blur/Song 2
The Boxer Rebellion/Step Out of the Car
Cream/Sunshine of Your Love
The Cribs/We Share the Same Skies
The Cure/Boys Don't Cry
Dan Auerbach/I Want Some More
David Bowie/Rebel Rebel
The Dead Weather/I Can't Hear You
Eric Clapton/Run Back to Your Side
The Horrors/Do You Remember
Interpol/Slow Hands
Jarvis Cocker/Angela
Jenny O./Well OK Honey
Little Barrie/Surf Hell
Lynyrd Skynyrd/Sweet Home Alabama
Muse/Unnatural Selection
Muse/Plug In Baby
Nirvana/Breed
Nirvana/In Bloom
Pixies/Where is My Mind?
Queens of the Stone Age/Go With the Flow
Radiohead/High and Dry
Rapscallions/California Brain
Red Fang/Number Thirteen
The Rolling Stones/(I Can't Get No) Satisfaction
The Rolling Stones/Play with Fire
The Rolling Stones/The Spider and the Fly
Sigur Ros/Gobbledigook
The White Stripes/Icky Thump
Silversun Pickups/Panic Switch
Soundgarden/Outshined
Spoon/Me and the Bean
Stone Temple Pilots/Between the Lines
Stone Temple Pilots/Vasoline
Taddy Porter/Mean Bitch
Titus Andronicus/A More Perfect Union
Tom Petty and the Heartbreakers/Good Enough
White Denim/Burnished
The xx/Islands
The Yellow Moon Band/Chimney

ゲームはまだ始まったばかりだが、第1回はここまで。「最近はレコーディングばかりで練習していないので、ちょうどいいかも」と、笑いながらゲームをスタートしたtatsuoが、この後ゲームを進めるにしたがって本気度を増していくことになる。tatusoをして「これからギターを始める人にはすごくオススメ」と言わせしめた「ロックスミス」のチェックレポートの次回をお楽しみに。

(次回掲載は10月11日予定)

◆ロックスミス
対応機種:PlayStation 3、Xbox 360
価格:8,880円(リアルトーンケーブル同梱) ※リアルトーンケーブル単体は2,940円
発売日:2012年10月11日

tatsuo
プロデューサー・作曲家・編曲家として活動。ビジュアル系エアバンド・ゴールデンボンバーの編曲・レコーディングやその他多数若手バンドのプロデュース作業に従事。また、アニメ番組「SKET DANCE」では、The Sketchbookをプロデュースし、自身の所属するロックバンド「everset」でも主題歌を担当。近年では、仮面ライダーシリーズにて3作連続で主題歌の作編曲家に抜擢される他、楽曲提供、アーティストの総合プロデュースなど幅広い音楽制作を手がけている。

◆ロックスミス 製品詳細ページ
◆ユービーアイソフト
◆【集中連載 第二回】音がどんどん増えて知らない間にギターが上達する「ロックスミス」をtatsuoが熱狂プレイ
◆【集中連載 第三回】tatsuoが猛烈チェック!本当にギターが弾けるようになるゲーム「ロックスミス」
◆【集中連載 最終回】tatsuoがチェック!このゲーム「ロックスミス」で日本のロック界の卵たちがいっぱい出てくるといいですね

→オリジナルギターセットも発売中!ページへ
この記事をツイート

この記事の関連情報