ジャスティン・ビーバーのマネージャー、グラミーから無視され憤慨

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先週発表されたグラミー賞のノミネート・リストにまったく名前が挙がらなかったジャスティン・ビーバー。彼のマネージャー、スクーター・ブラウンが憤慨している。

ブラウンは200万人以上のフォーロワーを持つTwitterで、「とても同意できない」「グラミーの委員はヘマをした」と怒りの言葉を発している。「今回、賢い言葉なんか出てこない。言い訳なんかなしだ。僕はまったく賛同できない。彼はそれに値する。グラミーの委員はヘマをした」「アルバムは大成功、ツアーはソールド・アウト、みんなの心をつかんだ…」「今回、彼は評価されるべきだ」

ブラウンはノミネートされたアーティストには「よく頑張った。(ノミネートは)相応しい」とお祝いの言葉をかけているものの、その中にジャスティンが含まれなかったことに納得いかないようだ。「ファンのみんなへ、もうしばらくアンダードッグでいなきゃならないようだね」とつぶやいている。

2013年2月に授賞式が開かれる第55回グラミー・アワーズは、2011年10月1日から2012年9月30日までに発表された作品が対象。2012年6月にリリースされたジャスティン・ビーバーの『Belive』は、アメリカで発売1週間で37万4,000枚を売り上げ、先月開かれたアメリカン・ミュージック・アワーズではアーティスト・オブ・ザ・イヤー、最優秀ポップ/ロック男性アーティスト、最優秀ポップ/ロック・アルバムを受賞した。グラミー・アワーズは2011年に最優秀ニュー・アーティスト、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムの2部門でノミネートされているが、受賞はしてない。

今回はジャスティンだけでなく、ラナ・デル・レイの名がないのを疑問視する声も少なくない。第55回グラミー・アワーズは、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、フランク・オーシャン、ブラック・キーズ、マムフォード&サンズらが最多の6部門で候補に挙がっている。

Ako Suzuki, London
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