【ライブレポート】DREAMS COME TRUE<裏ドリワンダーランド 2012/2013>、ファイナル「本当にありがとう」

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全32公演30万人以上を動員したDREAMS COME TRUEの全国ツアー<裏ドリワンダーランド 2012/2013>が、2月24日(日)宮城セキスイハイムスーパーアリーナでファイナルを迎えた。“ウラワン”と呼ばれた今回のツアーは「LOVE LOVE LOVE」「未来予想図II」といった代表曲を敢えて封印、これまでライヴで演奏されることの少なかった楽曲を中心とした内容が最大の特徴だ。

◆DREAMS COME TRUE画像

大雪のなか駆け付けた約8,500人の観客に対し、吉田美和は「無事にファイナルを迎えられました。外は寒いけど、ギッシリ盛り上げていきます!」と宣言、大きな歓声を集めた。

ファンク・テイストを強調した「SWEET REVENGE」で始まった本編では、吉田のソロ楽曲「バイバイ」、この季節にぴったりの「SNOW DANCE」など幅広い楽曲が演奏された。また、悲しみに満ちたバラードをじっくり聴かせる“どん底”コーナー、ハードかつセクシーなクラブテイストの楽曲を集めたコーナーなど、ウラワンならではの演出もたっぷりと用意されていた。アンコールでは「ここに来たら、絶対に何が何でもやりたかった」(吉田)というヒット曲「何度でも」「愛して笑ってうれしくて涙して」(映画『綱引いちゃった!』主題歌)も飛び出すなど、ドリカムの奥深い音楽性を堪能できるライヴとなった。

何度も涙ぐみながら25曲を歌い切った吉田は「何回言っても足りないけど…本当にありがとう!」と感謝の気持ちを表現。FUZZY CONTROLを中心としたサウンド、パフォーマンスチームS+AKSとともに繰り広げるステージングを含め、ドリカムの音楽性がいまも進化し続けていることが明らかとなったステージでもあった。

3月2日(土)にはイベント<U-EXPRESS LIVE 2013>に出演、3月24日(日)にはWOWOWでウラワンライヴ(2012年12月23日/横浜アリーナ)の模様がオンエアとなる。

写真:TEPPEI KISHIDA

◆DREAMS COME TRUEオフィシャルサイト
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