【インタビュー】Angelo、シングル「SCARE」に「いちばん怖いもの」

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10月4日(天使の日)に六本木Blue Theaterで結成8周年アニヴァーサリーライヴを行ない、いかにもキリトらしい刺激的な演出とともにのっけから最新シングル「SCARE」を披露したAngelo。10月8日リリースの通常盤に収録されている「Crave to you」を歌う前には、今の自分の気持ちが全て入っていると語りかけていたが、今回のシングルは12月17日にリリースされるアルバム『PSYCHE』の導火線のような役割でもある。精神的にも音的にも研ぎすまされた生々しいAngeloサウンドが、スピーカーから飛び出してくるようにリアルな仕上がりだ。同シングルについてメインソングライターであるキリトとKaryuに曲の背景について話を聞いた。

◆シングル「SCARE」コメント 動画

■誰しも何か行動を起こすときには恐怖心や怯えがあるものだと思う
■そことどう向き合っていくべきか?っていう──キリト

 ▲キリト (Vo)
 ▲Karyu (G)
──まず、今回のシングルのタイトル曲「SCARE」は切れ味鋭いソリッドなナンバーですが、どういうモードのときに出来た曲なんでしょうか?

Karyu:前回のツアーを廻っている最中に今のAngeloの姿勢を表せたらいいなと思って作った曲ですね。

──その今のAngeloの姿勢というのは?

Karyu:攻撃的で、以前よりもっと前に進んでいく感じ。

キリト:最初、聴いたときからカッコいいと思ったし、この曲はシングルだなと思ってました。

──「SCARE」の意味は“恐怖”ですが、これから起きることへの恐怖とか、過去のトラウマとどう向き合うのか、ということがテーマなんですか?

キリト:次のアルバムのテーマが“深層意識”なんですけど、いろいろな感情がある中の1つとして“恐怖心”とか“怯え”をかいつまんだ感じですね。ギミック的に怖がらせようと思ってつけたタイトルではなくて、誰しも何か行動を起こすときにはどこかしらに恐怖心や怯えがあるものだと思うんですよ。そことどう向き合っていくべきか?っていう。そういう感情とのつき合い方は人それぞれで、避けていく方法もひき返すやり方もあるだろうし、ちゃんと向き合いながら前に進む方法もあるだろうと思うけど。

──この曲では“恐れをも糧に 羽ばたいていく”と歌っていますよね。

キリト:そうですね。

Karyu:共感できるし、今の自分の気持ちとリンクするところがある歌詞でもありますね。

──疾走感を壊さない勢いのあるギターソロのイメージは?

Karyu:ブレイクを挟んでソロが2段仕掛けになっている構成なんですけど、こういうことをやってみたいっていうのがザックリ自分の中にあって、形にした感じです。

──なるほど。ミュージックビデオの撮影場所は?

キリト:気がついたら連れていかれた場所(笑)。

Karyu:昔、病院だった場所です。

──演奏シーンと精神を病んでしまったのかと思われる女のコのシーンが登場しますが、監督にリクエストしたことは?

キリト:絵コンテを自分で書いて提出しているので、それを元に映像化してもらったんですけど、ミュージックビデオは同時期に制作したショートフィルム『THE SCARE LURKS INSIDE』(10月4日に同時中継された全国6大都市の映画館で上映)のダイジェストのような内容になっていて、関連性がありますね。

──合わせて見ると、よりストーリー性が明確になる?

キリト:ちょっと言葉で説明するのは難しいんですけどね。ただ、ホントにいちばん怖いものって何だろう?って考えてみると自分の目に映っているものが実際はそうじゃないかもしれないとか、根本的なものが揺らいでしまっている状況がいちばん恐怖を感じるのかもしれないと思う。目に見えるものなら逃げることも戦うこともできるけど、土台自体が危ういというか、要は自分の精神や思考が本当ではないのかもしれないと疑いを持つことがいちばん怖いんじゃないかなと。そういうことを映像でも表現していますね。

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