【インタビュー後編】デヴィッド・カヴァーデイル「私がレインボーを歌って、リッチーがホワイトスネイクを弾いたら…」

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──リッチーにホワイトスネイクのどんな曲を弾いて欲しかったですか?

デヴィッド・カヴァーデイル:彼が弾いてくれるならば、どの曲でも光栄に思うよ!もしリッチーが「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」や「スティル・オブ・ザ・ナイト」を弾いたら、あまりの興奮でライヴ会場の天井が吹き飛ぶのが想像できるよ。かつて私がジミー・ペイジとカヴァーデイル/ペイジでやったようなことを、リッチーと出来たら最高だと思ったんだ。

──ブラックモア/カヴァーデイルが実現したら、他のメンバーは誰を希望しますか?

デヴィッド・カヴァーデイル:実はリッチーに「ベースはグレン・ヒューズとロジャー・グローヴァーのどっちが良い?」と訊かれたんだ。グレンは第3期・第4期を共に過ごして、今でも魂の兄弟だ。このインタビューの直前にも、電話で話していたところだよ。でもロジャーも素晴らしい人物だし、私がホワイトスネイクを結成する前のソロ・アルバム『ホワイトスネイク』(1977)、『嵐の叫び』(1978)をプロデュースしてもらった。私は『カム・テイスト・ザ・バンド』の次のディープ・パープルのアルバム用に、新曲を書いていた。結局バンドは解散してしまったから、私は自分のソロ・アルバム用にレコーディングすることにした。この曲でベースを弾いたのはロジャーで、曲のタイトルは「ホワイトスネイク」だったんだ。だから、2人のどちらかに絞るのは難しいよ。

──キーボード奏者とドラマーは?

デヴィッド・カヴァーデイル:私がキーボード奏者としてリッチーに提案したのは、キース・エマーソンだった。キースとジョンは1970年代、ライバル的な存在だったし、きっとパープル:ファンも納得すると思ったんだ。ドラマーを1人選ぶとしたら、やはりイアン・ペイスだよ。もちろん現在ディープ・パープルというバンドが存在するし、彼らの邪魔をする気はまったくないけどね。

──つくづく実現しなかったのが残念ですね!

デヴィッド・カヴァーデイル:正直、いろいろ考えを巡らせるだけで楽しかったよ。「リッチーは『カム・テイスト・ザ・バンド』の曲は弾きたくないだろうなあ。でも私が「スモーク・オン・ザ・ウォーター」や「ハイウェイ・スター」を歌えば、彼も納得してくれるかも知れない」とかね。もちろん私の本宅はホワイトスネイクだけど、京都の別荘で過ごすような、素晴らしい経験になっていただろう。ただ、これでリッチーとの絆が永遠に断たれたわけではない。扉は開け放たれている。これからだって実現する可能性はあると、私は信じているよ。夢に乾杯だ!
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