“乳フェイス”“エロ過ぎるピアニスト”高木里代子がCOTTON CLUB公演

“乳フェイス”“エロ過ぎるピアニスト”として知名度が急上昇している高木里代子が、3月15日、ニューヨークの伝説的クラブを再現し、世界中の一流ミュージシャンがライブを披露するジャズの聖地・COTTON CLUBで単独ライブを行なった。

◆高木里代子 COTTON CLUB公演 画像

チケットも早々にソールドアウトしただけあって、会場は満席。立ち見も出るほどの盛況ぶり。

1st STAGEはトリオ編成。ギターに鈴木直人をゲストとして迎え、シーケンサーなどを使用しない生演奏で魅せるスタンダードなジャズステージ。2nd STAGEでは自身がキーボード奏者を務めるクラブ系ハウスユニット・Inner City Jam OrchestraのメンバーDJ牧野雅己とのエレクトリックジャズ、さらに観客からテーマをもらい曲を完成させる即興演奏、エレクトロと生バンドとが融合したジャズパフォーマンスまで、熱いステージが繰り広げられた。

そしてそのパフォーマンスに酔いしれた観客からの「ブラボー!!」といった声、鳴り止まぬ拍手の中、約2時間の公演は終了した。

ライブ途中には、持ち前の飾らないマイペースなMC、どうしても弾きたかったという1曲だけのために用意されたショルダーキーボードにトラブルが起き会場に笑いの渦に巻き起こしたりと、キュートな面も垣間見れた。Web上ではその胸元を含めたビジュアルの話題が先行し、自身の価値観と相容れないものを認めることができない思考が硬直化している人たちからは否定的な声も時として聞かれる。ライブを体感すると、その演奏はもちろん、セクシーさももちろん、人柄にも魅かれるからこそ、着実にファンが増えているのだろう。

なお、4月9日には、CLUB ASIAで開催される＜泡パ-THE DEBUT!-＞へのゲスト出演、16日にはJZ Brat Sound of Tokyoでの追加公演も決定している（追加公演のチケットは本日より発売開始）。

ちなみに、2月17日に発売したメジャーデビューアルバム『THE DEBUT』はオリコン初登場37位と、ジャズ界では異例のスタートを果たし、今なお好調なセールスを記録し続けている。



Photo by 田中聖太郎