A9、将&沙我バースデー公演でカバーやレア曲を披露
6月24日、7月5日に<A9 Saga&Show Birthday Feature Live 『SS』>が新宿ReNYにて行われた。
◆ライブ画像
ライブタイトル通りメンバーの誕生日に行われたこの2公演は、いつものライブとは一味違うスペシャルなライブとなった。
まずBa.沙我の誕生日である6月24日に行われた<-Saga side->では、登場SEからバースデーソングが流れるという、A9には珍しい演出。その後披露された楽曲も、「カルマ」「ROSARIO」「檸檬」「4U」などここ最近では披露されることが少なかったレアなナンバーがセレクトされていた。これはもちろん沙我自身の選曲だ。曲間のMCでは、それらの各楽曲に対する思いや作られた当時のエピソードを思いのままに語る場面も。
さらにA9の楽曲だけでなく、沙我のお気に入りの邦楽、洋楽のカバーも披露された。L’Arc~en~CielやU2、斉藤和義など沙我が大きく影響を受けたという楽曲に、ファンは真摯に耳を傾けていた。今回のライブは沙我の中でも特別なものになったらしく、最後には「今まで生きてた中で1番の日でした。」との言葉がオーディエンスに伝えられた。
7月5日はVo.将の誕生日。<-Show side->と題されたこの日は、開場中のBGMも将がセレクトするなど、ライブ全体を本人が演出しており、一曲目はなんとL’Arc~en~Cielの「In the Air」。将が敬愛するバンドへのリスペクトを直球で表したまさかのオープニングに、ファンからは驚きとともに大きな歓声が上がった。その後、自身が作曲した「SHADOWPLAY」、「KID」、「メビウス」が披露され会場は一気に将の世界に。さらにLUNA SEAの「RAIN」、Arctic Monkeysの「Brianstorm」などのカバー曲も披露された。
アンコールでは<A9 Saga&Show Birthday Feature Live 『SS』>の主役である将と沙我の2人だけでステージにたち、ONE OK ROCKの「Wherever you are」をアコギにのせてしっとりと唄い上げ、観客を魅了していた。2daysの最後を飾った楽曲は、ライブの定番曲である「RAINBOWS」。この曲では会場全体を揺らすようなファンによる“Aジャンプ”が起こり、A9としての未来が示されるような締めくくりとなった。
A9は今後、8月1日の<V-NATION>をはじめ、さまざまなイベントへの出演が決定している。8月28日には12周年記念ライブ<A9 XII ANNIVERSARY LIVE"NO NAME" -名前は未だ無い->が新木場コーストで開催されることが決定している。この12周年記念ライブでは、普段のツアーではなかなか聞くことができない、2004-2005年に発表された楽曲が披露される予定だ。
<A9 XII ANNIVERSARY LIVE"NO NAME" -名前は未だ無い->
OPEN 16:45 START 17:30
チケット一般発売:7月23日(土)
◆A9 オフィシャルサイト
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