ポルノグラフィティ、母校“因島高校”卒業式にサプライズ登場「一緒に何かやれたら」

ポルノグラフィティが3月1日(木)、2人の母校である因島高校にてサプライズ卒業式イベントを実施、ポルノグラフィティと同い年の卒業生へエールを贈った。さらには、メジャーデビュー＆20周年YEARスタート日に地元凱旋野外ライブを開催することも発表した。

◆ポルノグラフィティ 画像

2018年の卒業生は、ポルノグラフィティがメジャーデビューした1999年度生まれの18歳。ポルノグラフィティと同い年の生徒の“高校卒業という大切な節目をお祝いしたい”という想いから、母校にて今回のイベントが実現した。

ポルノグラフィティが因島高校の卒業式に出ることは一部の先生を除いて、教師や生徒とも事前に知らされてはいなかった。そんな中、司会が「本日、スペシャルゲストがお祝いに駆けつけてくれています」とアナウンスするとざわつきはじめる会場。そして、会場後方の扉からポルノグラフィティが登場すると、まさかの展開に驚きと喜びの入り混じった大歓声が上がった。

冒頭に据えられた、ポルノグラフィティと卒業生のトーク場面では、晴一の友人の息子にあたる生徒も壇上に登場。「あの時の君か！ずいぶん大きくなったなあ！」と思わず飛び出した晴一の素のリアクションに、会場が和やかな雰囲気に包まれた。


もうひとつのサプライズとして、ポルノグラフィティから卒業生へ歌のプレゼントも。アコースティック演奏はまず、彼らの生まれ年に誕生した楽曲「アポロ」を披露、さらに「ハネウマライダー」を立て続けに演奏。アコースティックで披露されるポルノグラフィティの代表曲が会場をひとつにしていく。

あまりのうれしさに涙する生徒や、身体を揺らして全力で楽しむ生徒も。また、恥ずかしがってじっとライブを見る生徒に「君が身体を揺らして楽しむまで、演奏やめないよ（笑）」と冗談交じりに語りかける一幕もあり、距離感の近いライブはメンバーの出身校ならでは。これら、2曲の演奏が終わるとさらなるサプライズ発表が。

それは、メジャーデビュー記念日であり、20周年YEARスタート日でもある2018年9月8日および9日に、広島県立びんご運動公園にて野外ライブ2DAYSを開催するというもの。地元凱旋ライブの発表に生徒のみならず会場にいた保護者や先生に至るまで、全員から歓喜の声が上がった。この発表に続いてメンバーはこうコメントした。

「せっかくの地元でのライブなので、因島高校の生徒にも関わってもらって、一緒に何かやれたらと思うので、僕らとやりたいことがあったらどんどん意見ください」


因島高校の生徒の声が、9月のライブにどのように反映されるのか。ポルノと因島高校の生徒とのコラボレーションが実現するか。今から楽しみでならない。

なお、本日3月2日から「カメレオン・レンズ」のビデオクリップと配信がスタート。大人の色気満載の映像と楽曲は彼らの新機軸となるチャレンジングなもの。ぜひともチェックを。