【インタビュー】<ルナフェス>真矢編、「畑は違えども同時代を駆け抜けてきた」

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■“LUNA SEAはこうじゃなきゃならない”
■というものを少しずつ崩していきたい

──女性シンガーのステージというよりは、バンドマンの目で観るとより楽しめそうですね。では、出演ラインナップの中で個人的に楽しみにしているバンドは?

真矢:BRAHMANは自分でCDを買って、聴きながらテンションを上げてましたし、女王蜂はすごく興味があるな。どんな衝撃を与えてくれるのかなっていうことを凄く楽しみにしています、生で。

──大胆ですからね。Jさんと組んで“J王蜂”とかやっちゃいましたから。こういったフェスだからできることという意味で、さっきの飛び入りじゃないですけど、実は今、密かに企んでいることってあったりしませんか?

真矢:ないないない(笑)。……なんの歌を覚えようかな。

──はははは! やっぱり歌なんだ(笑)。

真矢:いや、一番楽しいのは舞台袖からキッズになったように観ていることなんですよ。これ、最高の贅沢ですよ。

──では、<LUNATIC FEST.>を通じて真矢さんが一番伝えたいこと、広めたいことっていうのはどういうことでしょうか?

真矢:フェスって、CDで言えばオムニバスとかベスト盤みたいなものだと思うんですよ。このラインナップの中に、興味はあるけどライヴに行ったことがないバンドもいると思うんですね、お客さんは。たとえば、東京ドームのイベントで言えば、“ふるさと市”みたいなもので。いろいろな県のお祭りとか特産物が一堂に会するイベントがあるじゃないですか。だとしたら、とっつきやすいですよね、いろいろなバンドを一気に観られるわけだから。そういう感じで気軽に来てくれたら嬉しいな。もちろんラインナップは全員、カッコいいが大前提。そこはオレらが意識せずとも、みんながカッコよくしてくれるから。

──それこそ“祭り”に関しては言いたいこともたくさんあると思うんですけど、楽しければいいじゃん!では済まないものではなくて、純粋に楽しめばいいじゃんと。

真矢:そうですそうです。僕がリスナーだとして、仮にドップリはまってないバンドのライブには、やっぱり行きづらいんですよ。たとえば、<LUNA SEA@日本武道館>があったとしても、“けっこうちゃんとしないといけないのかな?”とか、いろいろなことを考えてしまうと思うんです。でも、こういうフェスなら、気軽に行くことができる。

──気軽に来てこそ、すごさが衝撃的に実感できるかもしれないですね。そういう意味ではあまり考え込まず、素の状態で来て欲しいという。で、<LUNATIC FEST. 2018>開催前には、『LUNATIC FEST. CAFE』が期間限定オープンしました。ここには真矢さんご自身のドラムセットが展示されていたわけですが、間近で観られる機会ってめったにないじゃないですか。

真矢:それも<LUNA SEA LIVE TOUR 2018 The LUV -World left behind->とか<LUNATIC FEST. 2018>で使用するドラムセットが、ちょうどスケジュール的に展示できたので。

▲<LUNATIC FEST. CAFE>2018年4月27日〜5月13日@東京・原宿AREA-Q

──蛍光グリーンのドラムセットですね。この色を選んだのには何か意味があったのでしょうか?

真矢:もともとはイエローだったんだけど、それがドラムセットになったら蛍光グリーンのような色になったんですよね。でね、ドラムセットって、RYUちゃんの後ろで見切れる存在じゃないですか。だから、RYUちゃんに後光が差してるように映ったらいいなっていう発想だったんです(笑)。それに、黒とかシルバー、ワインレッドとか濃いブルーって、LUNA SEAらしい色なんだけど、今のLUNA SEAだったらPOPな色もいいかなと思って、最近は派手なドラムセットを使っているんです。“LUNA SEAはこうじゃなきゃならない”というものを少しずつ崩していきたいとも思ってるし。

──素人目に観てもわかるのが、バスドラムが3つあるっていう。

真矢:これは真ん中のバスドラムが普通の生音で、両サイドの2つはシンセドラム。曲によってバスドラムの音色を変えてるんですね。っていうのは、ライヴでも今までのアルバムに収録されたすべての音になるべく近づけたいから。曲によってスネアを変えるドラマーって結構いるんですけど、僕はそれよりバスドラムの音色を変えたほうが、迫力とか存在感が出ると思っているので。あとね、『LUNATIC FEST. CAFE』ではバスドラムの内側のミュートを観てほしかったんですよ。もうずっと頑張ってくれてる存在が、そこにいるから。今度また観る機会があったら、「いつもありがとう」って言ってあげてほしい(笑)。

──では最後に、<LUNATIC FEST. 2018>へ向けての意気込みを訊かせてください。

真矢:初日の1バンド目から、2日目の最後のバンドまで、いかに自分が楽しめるか。それが意気込みですね。もちろんお客さんはそれぞれの感じ方でいいんだけど、これだけいろいろなバンドが集まるんだから、やっぱり楽しまなければ損ですよね。

文◎BARKS編集部
写真提供◎(株)LUNA SEA
協力◎スペースシャワーTV

■史上最狂のロックフェス第二弾<LUNATIC FEST. 2018>


2018年6月23日(土) 千葉・幕張メッセ
2018年6月24日(日) 千葉・幕張メッセ
OPEN 9:30 / START 11:00 / END 20:00 (予定) ※両日共通
▼23日(土)出演 ※LUNA SEAを除き50音順
LUNA SEA、ACE OF SPADES、GLIM SPANKY、GLAY、coldrain、シド、女王蜂、DIR EN GREY、back number、The BONEZ、LUNACY(Opening Act)
▼24日(日)出演 ※LUNA SEAを除き50音順
LUNA SEA 、AA=、大黒摩季、OLDCODEX、THE ORAL CIGARETTES、BRAHMAN、MUCC、lynch.、LUNACY(Opening Act) and more...
▼チケット
一般チケット料金:1日券 ¥15,500 (入場チケット¥15,000+ドリンク代¥500/税込)
各プレイガイド一般発売:6/2(土) AM10:00~
※特設サイトにてチケットオフィシャル最終先行受付中

■『生中継!LUNATIC FEST. 2018』

▼6月23日(土) DAY-1  <WOWOWライブ>
前編 午前11:00~/後編 午後3:00~
出演/LUNA SEA、 ACE OF SPADES、 GLIM SPANKY、 GLAY、 coldrain、 SID、 The BONEZ、 LUNACY(OPENING ACT)※LUNA SEAを除くアーティスト表記は50音順にて掲載

■6月24日(日) DAY-2  <WOWOWライブ>
前編 午前11:00~/後編 午後3:00~
出演/LUNA SEA、 大黒摩季、 OLDCODEX、 THE ORAL CIGARETTES、 MUCC、 lynch.、 LUNACY(OPENING ACT)
※LUNA SEAを除くアーティスト表記は50音順にて掲載

・収録日:2018年6月23日、 24日
・収録場所:千葉 幕張メッセ国際展示場
・番組サイト http://www.wowow.co.jp/lunaticfest/
※オンデマンドでもLUNATIC FEST.2018の模様をライブ配信

<関連番組>
▼『LUNATIC FEST. 2018 生中継直前スペシャル』
6月17日(日) 夜7:30 <WOWOWプライム>
会場の幕張メッセからWOWOWで生中継されるLUNATIC FEST. 2018の見どころを紹介する直前番組。 無料放送でお届けする。
▼『LUNA SEA The Holy Night 2017』
6月23日(土) 午前7:45 <WOWOWライブ>
昨年末、 さいたまスーパーアリーナで開催したクリスマス公演をリピート放送。<LUNATIC FEST.>生中継直前にLUNA SEAのライブを堪能しよう。

■『LUNATIC FEST. 2018 スペシャルサポーター大募集』プロジェクト


募集期間:2018年5月25日(金)12:00~2018年6月30日(土)23:59
https://wizy.jp/project/104/
▼プロジェクトアイテム/価格
『LUNATIC FEST. 2018×FLYING POSTMAN PRESS特別号』(先行特典あり)
3,000円(税込・送料込)
※全16ページ(一般配布分は12ページ)
※特別号にお名前を掲載。一般配布より1週間先行でお届けします
※先行特典として、フリーペーパーと合わせて、ルナフェス会場にて展示する特大パネルにもお名前を掲載させていただきます
※サポートには、クラブレコチョク会員登録/ログインが必要です
※特大パネル展示スペースはルナフェス会場内になります。ご覧いただくには入場チケットが必要になります
※配送は2018年8月1日頃を予定(一般配布より1週間先行でお届けします)
※一般配布日は8月10日予定
https://wizy.jp/project/103/


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