これはハマる! ゲーム感覚で楽しくギター練習できるアプリ「ギタトレ」登場

twitterツイート

ギターの練習を楽しくサポートする島村楽器オリジナル・ギターアプリ「ギタトレ」が登場。iOS/Android対応で無料でダウロードできる。9月13日に開催された発表会にはギタリスト/ギター講師の宮脇俊郎さん、アイドルユニット「ミラクルキャンディーベリー+」の前野えまさんが登場、「ギタトレ」の楽しさをアピールした。

「ギタトレ」は、島村楽器が運営する音楽教室での指導を通して培ったギター初心者・中級者の上達ノウハウをもとに制作されたスマホ/タブレット向けのアプリ。いつでも気軽に気軽に練習できるのが特徴だ。「ギター教室に通えない」「教則本を見てもわからない」といった理由で、ギターの購入後からほどなくして演奏をやめてしまう人も多いが、「ギタトレ」ならゲーム感覚で楽しみながら長くギターを続けられる。


▲「ギタトレ」のタイトル画面。右下のアプリアイコンにはオオスズメバチのマークが入ったRYOGAギターのヘッドが描かれている。

アプリはギターの持ち方の説明やチューニングから始まり、トレーニングの進め方を教えてくれるチュートリアルを備えるほか、コード一覧、Q&Aや用語辞典、楽器&アイテムの説明など、ギター・ビギナーにうれしいコンテンツを多数用意する。


▲アプリ起動後の画面。下のタブでチューニングやリハ、ライブ、アドリブ練習などのモードを選択。現在の各モードの進み具合も確認できる。


▲チュートリアルでは、ギターの持ち方やアプリ使用時の機材の接続の仕方も説明。


▲チューニングの画面には片側6連、両側3連の2種類のヘッドの画像を用意。自分のギターに合わせて選択できる。弦を1本ずつ弾きながらチューニング、音程の変化がひと目でわかる。


▲コード一覧では、コードダイアグラムと実際に押さえた写真を切り替え可能。写真はプレイヤーがネックを握って上から見た角度から撮影されているのでわかりやすい。


▲「Fを押さえる時の指ってどうしたらいいの?」といったQ&Aや用語辞典、楽器&アイテム紹介のコンテンツも用意。さまざまな知識を身につけることができる。

「リハーサル」モードは、カンタンな2種類のパワーコードの演奏からスタートし、徐々にコードを覚えていける。ギターのない環境、たとえば電車の中でも楽しめる「スマホで暗記」というモードも用意。どのトレーニングも終了後には上達度に応じて評価が表示される。下からC、B、A、そして最上位のSがあり、B以上なら次のレベルに進める。これは他のトレーニングも同様だ。


▲コード練習を行うリハーサルモード。2つのパワーコードを覚えるLEVEL 1から順番にクリアしていく。「ギターで実践」と「スマホで暗記」の2種類の方法で覚えられる。


▲リハーサルモード「ギターで実践」の画面。最初は2本の指だけを使うCとGのパワーコード(ゲーム中では通常のコードとパワーコードの違いが一目でわかるよう、C5、G5という表示を採用している)。リズムに関係なく表示されたコードを押さえて弾けば、音を検出して正しいかを判定してくれる。間違った音が鳴ると、改めて押さえる位置を表示してくれる。


▲リハーサルモード「スマホで暗記」では、画面上のフレットをタップ、右側で弦をなぞって音を鳴らす。パワーコードの場合は、余計な弦を弾いてしまわないように注意!


楽しいのはここから。メインとなる「ライブ」モードでは、ポップやロック系の課題曲で、パワーコードやストローク奏法を実践的にトレーニング。リズムに合わせて画面に流れてくるコードを弾けばOK、まさに音ゲー感覚で楽しめる。演奏後にはスコアが表示されるので、上達度合いをチェック。高得点を狙って何度でも挑戦したくなるはず。

▲画面右から流れてくるコードをタイミングよく弾けば、NICE! PERFECT!と表示。PERFECTが連続するとCOMBOのスコアが伸びていく。


▲演奏後には評価が表示される。B以上でステージクリア、次のステージに挑戦できる。PERFECTやCOMBOの回数、タイミングが悪かったりコードを正しく押さえられなかった回数も確認できる。


「アドリブ練習」はアドリブ入門に最適なモード。メジャー/マイナー・ペンタトニック、メジャー/マイナー・スケールの4種類のスケールを使ったアドリブが練習できる。スケールの特徴に合わせた課題曲を用意。うまく弾くと歓声が上がり、プレイヤーの気分を盛り上げてくれる。


▲アドリブ練習では画面上にスケールが表示されるので、これを見ながらリズムに合わせてタイミングよく弾いていこう。ピッキングと押弦するタイミングを合わせるのがポイント。

スキルチェックができる「検定」モードは6級からスタートし、一定のスコア条件をクリアすると次の級へ進める。各級をクリアするともらえる合格証がモチベーションを保つのに一役買ってくれる。


▲検定クリアで合格証がもらえる。この合格証はいつでも表示させることができる。


以上が「ギタトレ」のおもな機能だ。これらのうちトレーニングの各モードを楽しむためには、当然ながらスマホ(タブレット)とギターが必要になる。スマホとギターをオーディオインターフェイスで接続してプレイすることが推奨されているが、スマホの内蔵マイクを使用することも可能。その際はスマホとギターを接続する必要はないが、アプリが出す音を内蔵マイクが拾わないようヘッドホンを使ってプレイすることになる。


▲発表会での試奏用デモ機はiPadを使用。IK Multimediaのモバイル・オーディオインターフェイスiRig 2を介してギターを接続している。オーディオインターフェイスを使用すれば、周りの音でアプリの検出精度が左右されることもない。手持ちのスマホ、タブレットに合った製品を選ぼう。

プレイしていて驚かされてのは、ギターの音を判定する精度の高さ。単音だけなくコード(和音)もしっかり判定し、間違っていれば指摘してくれるのだ。この判定にはNTTドコモが開発した音響認識技術が活用されている。またAI技術(ディープラーニング)を用い、リズム判定やアドリブ演奏の判定も行っているという。


▲発表会にはNTTドコモ執行役員 イノベーション統括部 部長の大野友義氏が登場。音響認識にディープラーニングを適用することで、複雑な楽曲の解析も可能なことを説明。ドコモの音響認識技術の一部は、docomo Developer supportの音響認識SDKとして公開されている。

発表会では、検定モードのデモンストレーションにギタリストの宮脇俊郎さんが登場。「思いっきり練習を積んでからこようと思ったら、『あまり練習しないでくれ、フレッシュなインプレッションが聞きたい』と言われまして」と笑わせ、「最初はすごい点数がもらえるのでいい気になっていると『あれ? B判定出ちゃった』とか、油断してるとFAILEDと出て、何気にへこみました」と判定のシビアさを語った。とはいえ、実際にプレイを始めると見事な演奏で合格証をゲット。続くアドリブモードではPERFECT!を連発、効果音の歓声が何度もあがると会場からも拍手が。プレイ後に判定結果がAと出ると、「興奮しますよね! いつか(Aより上の)Sを取ってやるぞって気持ちになっておりますけども」と笑顔。


▲宮脇俊郎さんは多数のギター教則本&DVDを手がけるギタリスト/ギター講師。「ポピュラー・ピアノ入門」「なるほどベース理論ゼミナール」などギター以外の教則本も制作。近年は海外のライブ・セミナー活動にも力を入れている。発表会ではは「ギタトレ」の「検定」と「アドリブ練習」に挑戦。

続いてエレキギター初心者代表として、ギターを始めてまだ一ヶ月という前野えまさん(ミラクルキャンディーベリー+)が登場。まずは「説明書がなくてもわかりやすくて、すごく楽しい」と「ギタトレ」の印象を紹介。


▲前野えまさんは、久保こーじプロデュースのお台場発信のアイドル、ミラクルキャンディーベリー+のメンバー。女優としても活動し、映画「スキャナー ~記憶のカケラを読む男」やドラマ「家政夫のミタゾノ」(剛力彩芽の妹役)などに出演。中学3年生の15歳。ギターを始めたきっかけは、「アニメ『けいおん!』の中野梓ちゃんがギターを弾いててかわいなと思って」とのこと。

ピンクのギターを抱え、ライブモードにチャレンジすると、意外にも合格となるA判定を獲得。主催者側からあまり練習しないで来てほしいというリクエストがあったとのことだが、「密かに練習してきました」とちゃめっけ。「クリアしたら次のステージができるので、どんどんやりたくなっちゃう感じになってるので、初めてでもやりやすいって思います」と続けた。


▲真剣な表情でライブ・モードのFirst Stepにチャレンジ。パワーコードをリズムよく弾きこなし、見事A判定を獲得。

前野さんから「今後はライブで弾き語りもやりたい」という話が出ると、島村楽器の担当者から「ギタトレが浸透したら、今後は弾き語り用のギタトレも作りたいですね」とのコメントも。また、その後の質疑応答では、島村楽器 代表取締役社長 廣瀬利明氏から現時点では未定としながらも「ギタトレ」が成功したら次はウクレレにも挑戦したいと、今後の展開も語られた。

「ギタトレ」に用意されたトレーニングはいずれも、「これをクリアして次のステップに進もう」と思わせてくれる。ギター初心者はもちろん経験者も一度試せば「次はもっと高いスコアを目指そう」と思うはず。まさにハマること間違いなしだ。うれしいことにアプリは無料(一部コンテンツは有料でロック解除)。ギターを持っている人はまずはダウンロードしてチャレンジみよう。


▲左から島村楽器の広瀬利明社長、前野えまさん、宮脇俊郎さん、NTTドコモの大野友義氏。

製品情報

◆ギタトレ
価格:無料
※一部のコンテンツは、アンロックキー(840円/税込)購入によりコンテンツのロック解除。
発売日:2018年9月13日
twitterこの記事をツイート

この記事の関連情報