【ライブレポート】ストレイテナー、20周年を締めくくる幕張イベントホール公演を秦 基博も祝福

ストレイテナーが1月19日、幕張メッセ内の幕張イベントホールにてアニバーサリーイヤーを締めくくるワンマンライブ＜STRAIGHTENER 21st ANNIVERSARY ROCK BAND＞を開催した。

◆ストレイテナー 画像

ストレイテナーは2018年、バンド結成20周年およびメジャーデビュー15周年というアニバーサリーイヤーを迎え、10月に2枚のベストアルバムをリリース。20周年を締めくくる記念ライブでは彼らの歴史が刻み込まれた全28曲が披露された。





「もうずっと前から今日のことを考えて準備してきました。今日が今日で終わってしまうのが信じられないぐらいです。今日、全部出し切って今日が最後でも良いって気持ちでやります！」とライブ冒頭でホリエ(Vo&G)が語り、会場を沸かせた。

中盤には、360°ファンに囲まれた中央ステージに移動し、立て続けにアッパーチューンを披露。そして、待ちに待った共演がこの記念すべきライブで実現した。2017年にリリースしたシングル「灯り」で初コラボした秦 基博との共演だ。



「楽しんでますかー？」とメンバーと並んで登場した秦が呼びかけると会場が拍手に包まれた。ホリエは、「一昨年、一緒に「灯り」という曲を作りました。結構な時を経て、冬の名曲入りしてますよ。初披露します！」など、楽曲制作から今に至るエピソードをMCで語った後、コラボによる「灯り」のパフォーマンスへ。これまで両アーティストが揃って楽曲をパフォーマンスしたことはなく、約2年の時を経て、ここで初めて実現したこととなった。

また、「こうやって4人が出会って音を鳴らす、出会ったからにはストレイテナーはこれまでも、この先も、この4人でやっていきます」とホリエ。さらにアンコールでは、「あなたたちの心のどこかで、また僕たちの音楽が鳴り続けるように、僕たちは音楽をやり続けます。今日のために新曲を作ってきました」と新曲を披露、ラストは「ROCKSTEADY」でライブの幕を閉じた。




約8000人の観衆の前での全3時間の熱いパフォーマンスとなったが、ライブ終了後には嬉しいサプライズも待っていた。同ライブの模様が映像商品となって2019年4月10日にリリースされることが発表されたのだ。20周年を締めくくる記念ライブは、ファンからの祝福の大歓声に包まれて大団円を迎えた。

撮影◎Viola Kam (V'z Twinkle)