メタリカのラーズ・ウルリッヒ「ジェイムス・ヘットフィールドは自分に必要なことをしている」
メタリカのラーズ・ウルリッヒ(Ds)が、リハビリ施設に入ったバンド・メイト、ジェイムス・ヘットフィールドの現状やファンの反応について語った。
◆メタリカ画像
メタリカは先月終わり、「多分、君らの大半は知っているだろうが、俺らのブラザー、ジェイムスは長年、断続的に依存症と闘ってきた。彼はいま、残念なことに、再び立ち直るため、治療プログラムを再開せざるを得なくなった」と、10月に予定していたオーストラリア/ニュージーランド・ツアーの延期を告知した。
『USA TODAY』のインタビューで、ヘットフィールドの現状について問われたウルリッヒはこう答えた。「彼は、自分に必要なことをやってる。癒しの過程にある。俺は、オーストラリアとニュージーランドのみんなに申し訳なく思ってる。でも、フル・フォースで、より元気になって戻るのを楽しみにしている」
そして、ヘットフィールドからリハビリ施設に戻ると言われ驚いたかとの質問には、「数週間前に出した声明に付け加えることはない。1番驚いたのは、ファンや友人たちからのポジティブな反応だ。心温まるものだった。ツアーの延期を発表して以降、寄せられた愛、理解、支援に、俺らは圧倒されてる。素晴らしいことだ」と話した。
延期したオーストラリア/ニュージーランド・ツアーは来年開催したいと考えているそうだ。
現時点、メタリカは来年4月に南米でツアーを再開する予定で、先週、5~10月にアメリカの5フェスティバルに出演することも発表された。
Ako Suzuki
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