メガデス「来年初めのツアーで、デイヴ・ムステインの代理を立てることは考えていない」

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メガデスのデイヴィッド・エレフソンは最近、デイヴ・ムステインが咽頭癌の治療を終えたと話したが、1月にツアーを行なうのは早急ではないかと心配する声も上がっている。

◆デイヴ・ムステイン画像

メガデスは、ムステインが治療中、もしくは終えてすぐと考えられる9月終わりにファイヴ・フィンガー・デス・パンチが2020年1~2月にヨーロッパで開催するツアーに参加することを発表していた。しかし、ムステインは今月半ばに開かれた<MegaCruise>には出席しなかった。

バンドは、ムステインは来年初め、問題なく22公演をこなせると考え告知するに至ったに違いないが、懸念する人たちがいるのも確か。しかし、『Sofa king Cool』のインタビューで、「もしムステインが参加できなくなった場合、一時的な代理を探すことは検討しているか?」と問われたエレフソンはこう答えた。

「ないと思うな。デイヴの代わりとはかなり大変だよ(笑)。僕らは現時点、この4人でメガデスだ。僕らは、彼の回復を願ってる。状況を踏まえ、決断を下してる。いま、僕らは2020年はいい年になると楽観視してる」

また、治療を受けたことでムステインのヴォーカルは変わるのだろうかとの質問には、「どうだろね。電話で話す限り、いつもと同じだったよ。大丈夫だろう」と答えた。

ファイヴ・フィンガー・デス・パンチは1月14日にヨーロッパ・ツアーを開幕し、メガデスは1月20日の公演から参加する。そこから2月22日まで22公演が開かれる。

Ako Suzuki
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