メタリカ、2フェスティバルへの出演を中止
メタリカは月曜日(2月24日)、5月に米オハイオで開かれる<Sonic Temple Art + Music>フェスティバルと9月にケンタッキーで行なわれる<Louder Than Life>フェスティバルへの出演を取りやめると発表した。
◆メタリカ画像
メタリカは昨年秋、フロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドが依存症の治療を始めると告知した2週間後に、5~10月にかけてDanny Wimmer Presentsが主催する5つのフェスティバルで、それぞれ2日間、計10回のヘッドライン・パフォーマンスを行なうと告知していた。
そのうちの2フェスティバルへの出演がキャンセルされ、<Sonic Temple Art + Music>では、メタリカの代わりにレッド・ホット・チリ・ペッパーズとトゥールがパフォーマンスするという。<Louder Than Life>は、まだ新ヘッドライナーを発表していない。
ヘットフィールドは、「これを書くのは痛みが伴うが、Sonic TempleとLouder Than Lifeに出演できないと伝えなくてはならない。健康維持に努めるにあたり、これらの週末、どうしても動かすことのできない重要な回復行事がある。チケットを購入してくれたファンのみんなに謝罪する」との声明を出している。ツアーに忙しかった1年間、自分の健康は優先事項ではなかったが、「いまは、自分のメンタル・ヘルスが何よりも大切であることを理解している」という。
セラピーは順調に進んでおり、4月の南米公演および残りの3フェスティバル<Epicenter><Welcome To Rockville><Aftershock>への出演は予定通り行なうそうだ。
ヘットフィールドは先週(2月20日)、米ロサンゼルスで開かれたエディ・マネーの追悼公演にサプライズ出演し、1曲ではあったが、療養後初めてライブ・パフォーマンスを行なった。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、レミーの遺灰をタトゥに
メタリカのロバート・トゥルヒーヨ「オジーなくしていまの自分はない」
エルトン・ジョン&バーニー・トーピンを称え、メタリカ、J・ミッチェルらがパフォーマンス
メタリカ、エルトン・ジョンとバーニー・トーピンのガーシュウィン受賞式典でパフォーマンス
メタリカ、「72 Seasons」でグラミー賞最優秀メタル・パフォーマンスを受賞
メタリカ、クリフ・バートンの新フィギュアが発売
メタリカ、初のサウジアラビア公演から「The Unforgiven」のライヴ映像公開
ラーズ・ウルリッヒの父、トルベン・ウルリッヒが95歳で死去
【俺の楽器・私の愛機】1490「James LTD エクスプローラー」