ロジャー・ウォーターズ「ギルモアによりピンク・フロイドのサイトへの投稿を禁じられている」

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ロジャー・ウォーターズが、火曜日(5月19日)、「ロジャーからの声明」と題したビデオ・メッセージを投稿し、デヴィッド・ギルモアにより、自身のプロジェクトをピンク・フロイドのオフィシャル・サイトやSNSで告知するのを禁じられていると話した。

◆ロジャー・ウォーターズの投稿

ウォーターズは週末、家から「Mother」をプレイする動画を公開し好評を博した。彼はビデオ・メッセージの中で、それは嬉しいが、彼のプロジェクトに関することをピンク・フロイドのサイトやSNSでシェアできないと不満を口にした。

「150万人が“Mother”の新バージョンを見た。嬉しいよ。本当に僕の心を温かくしてくれた。でも、それにより疑問がわいてくる。なぜ、あのビデオをピンク・フロイドのサイト(*以下同様でSNSのことも含む)と自称するサイトで公開できないんだ? 答えは、あのサイトには僕からのことは何もないからだ。僕は、デヴィッド・ギルモアによりあのサイトから排除されている」

彼は以前、ギルモア、ニック・メイスンとミーティングを開いたとき、サイトへのアクセスを求めたそうだ。「僕が求めたことの1つが……、僕はこう提言したんだ。3,000万人があのサイトに登録しているのは、僕ら5人が創った一連の作品に由来する。シド(・バレット)、僕、リック(・ライト)、ニック(・メイスン)、デヴィッドのことだ。だから、僕にすれば、僕らは平等にそこにアクセスし、自分らのプロジェクトをシェアできるのが公平で正しいことのように思う」

「デヴィッドは自分のものだと思っているんだ。僕は1985年にバンドを去ったのだから、ピンク・フロイドは自分のもの、自分がピンク・フロイドだと考えているのだと、僕は思う。僕は無関係で、口を閉ざしているべきだと」

ウォーターズは、ギルモアの妻Polly Samsonのプロジェクトは定期的に告知、公開されていると、そう考える理由を挙げた。





彼は先月、『Rolling Stone』誌のインタビューで、ギルモアとメイスンとミーティングを開いたものの、ピンク・フロイドのリユニオンについては「ないね、良くはならないよ。酷いものになるだろう」と話していた。

Ako Suzuki
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