イギー・ポップ、新型コロナウイルスにインスピレーションを得た新曲を公開

イギー・ポップが月曜日(12月21日)、新型コロナウイルスにインスパイアされ誕生した新曲「Dirty Little Virus」を公開した。
◆イギー・ポップ画像、動画
曲はイギーとLeron Thomasが共作し、Thomasがプロデュース。イギー(Vo)、クリス・ベリー(Ds)、Ari Teitel(G,B)の3人がリモートでレコーディングした。
イギーは同時にビデオ・メッセージも投稿し、「ダーティ・リトル・ウイルス……。感情的だったりディープになり過ぎず、ダイレクトな歌詞、よりジャーナリズムな方向で書こうって気にさせられた。Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)……。Why(なぜ)は省いた。複雑になるから。でも、俺が感じていることを入れた。これは俺にとってストッパーだった。もう1年近く、俺の人生で大きなことが起きている。みんなにとってもそうだろう。もし、マン・オブ・ザ・イヤーを選ぶなら、このウイルスだ。それで、この歌詞を書いたんだ」と、「Dirty Little Virus」を作った経緯を説明した。
「the boys and girls can’t stop their world/ Grandfather’s dead/ Got Trump instead」「She’s only 19, but she can kill ya/ she ain't my type, but it is what it is」などと歌っている。
また、イギーは最近、エルヴィス・コステロの曲「No Flag」(今年10月に発表されたコステロの最新アルバム『Hey Clockface』に収録)をフランス語で歌ったものがリリースされている。
Ako Suzuki
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