アリス・クーパー、自身のバンドの代わりになるのはフー・ファイターズ
アリス・クーパーは、米ラジオ局Rock 100.5のインタビューで、「自身のバンド以外で歌うとしたら、どのバンド?」との質問にフー・ファイターズと答えた。
「多分、フー・ファイターズだと思う。何故なら彼らは正に……、彼らは俺の曲をやるとき、俺のバンドそのままにプレイする。素晴らしいって意味だ。フー・ファイターズとはいろんなことを一緒にやってきた。彼らに多大な影響を与えたのが、アリス・クーパーだ。フー・ファイターズのメンバーたちは、俺らの初期のアルバムを聴き、どうやってプレイしたらいいか学んだと言ってた。だから、彼らとステージに上がると、彼らは俺の曲を上手くプレイする。そうあるべきそのままにやるんだ。だから、彼らがシックなリード・シンガーが必要になったら、俺はあのバンドに入る」
アリスはまた、デイヴ・グロールのドラマーとしての技量を称えた。「何て言ったって、あのバンドには最高のドラマーが2人いる。人々はデイヴ・グロール(がドラマーだってこと)を忘れがちだが……。俺が初めてニルヴァーナを観たとき、“このドラマーは誰だ?”って言い続けてた。彼は本当によかったからね。それで、俺は“もし彼らが解散したら、俺はあのドラマーを獲得する”って言ったんだ」
アリスは2017年、アメリカのトーク番組『Jimmy Kimmel Live!』で休暇中のジミー・キンメルの代わりにデイヴ・グロールが司会を務めたときゲスト出演し、フー・ファイターズをバックに、アリス・クーパーのサード・アルバム『Love It To Death』(1971年)に収録された「Ballad of Dwight Fry」をプレイしている。
Ako Suzuki