デフ・レパードのフィル・コリン、スティーヴ・クラークの死後「もう続けたくないと思った」

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Photo: Anton Corbijn

デフ・レパードは、1991年1月にギタリストのスティーヴ・クラークを喪った際、アルバム『Adrenalize』の制作を続けることにしたが、フィル・コリンはその気になれず、全て投げ出したくなったという。

◆デフ・レパード画像

コリンは『Ultimate Classic Rock』にこう話した。「本当に奇妙な時期だった。スティーヴが死んだばかりで……。俺ら、スティーヴといくつかの曲を共作してたんだ。俺ははっきり覚えてるよ。当時、もう本当に、こんなことやり続けたくないって思っていたのを」

コリンに辞めないよう説得したのはフロントマンのジョー・エリオットだったという。「ジョーが俺を説き伏せたんだ。彼は、“ああ。でも、俺らはスティーヴとこれらの曲を作った。何らかの意味があるだろ。スティーヴを追悼するようなアルバムになる”って言ってた。その通りだ」

1992年春にリリースされた彼らの5枚目のスタジオ・アルバム『Adrenalize』は、前作『Hysteria』(1987年)に続き、英国、アメリカで1位を獲得するヒットとなったが、コリンには暗い影を落としているそうだ。「アメリカで初登場1位に輝いた。でも、ロサンゼルス暴動の最中だった。そう、かなりダークな時期だったよ。奇妙なことがいろいろあった。俺はその全てを覚えてる」

1978年にデフ・レパードに加入したスティーヴ・クラークは、1991年1月8日、アルコールと処方薬の過剰摂取により亡くなった。まだ30歳だった。



Ako Suzuki
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