デイヴ・ムステイン、デイヴィッド・エレフソンのことは「許すが、もう一緒にプレイしない」

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Photo by Travis Shinn

メガデスのデイヴ・ムステイン(G,Vo)は、昨年脱退した長年のバンド・メイトで友人のデイヴィッド・エレフソンについて、許すことはできるがもう一緒にプレイすることはないと話した。

『Metal Hammer』のインタビューで、エレフソンを解雇するとの決断を下すのは難しかったかと問われたムステインは、こう答えた。「俺も間違いはおかしてきた。だから、人々から追いやられるのがどんな気持ちかはわかる。でも、忘れてはならないのは、メガデスには可動部分がたくさんあるってことだ。4人のバンド・メンバーがいて、彼らの家族がいて、マネージメント会社やエージェンシーがあり、テクニシャンらなんかがいる」

「これは言わせてくれ。俺が下さなくてはならなかったのは難しい決断だった。多くの人たちが関与している中、俺は決断を下さねばならなかった。残念ながら、リーダーというものは愚痴を言わず、音楽に向き合わねばならない。俺がしたかったのは、きれいに別れ、ファンも彼も、誰も傷つけないってことだった。俺は前に進みたかった」

「俺自身、仕事を失ったときは辛かった。でも、俺は以前、彼が俺を告訴したとき、彼を許したし、この先も何千回だって彼を許すだろう。俺はただ、彼とはもう音楽を一緒にプレイしないだけだ」

エレフソンは昨年5月、若い女性ファンと性的なメッセージや動画のやり取りをしていたことが発覚し、その数週間後、メガデスから脱退した。メガデスはすでにレコーディングされていたエレフソンのパートを削除し、テスタメントのベーシスト、スティーヴ・ディジョルジオを迎え、ニュー・アルバム『The Sick, The Dying...And The Dead!』(9月リリース予定)を完成させた。

Ako Suzuki
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