ジョー・サトリアーニ「ヴァン・ヘイレンの公演があるなら、ウルフギャングがやるべき」

一時期計画されたヴァン・ヘイレンのトリビュート公演に関わっていたというジョー・サトリアーニは、テイラー・ホーキンス追悼公演でヴァン・ヘイレンの楽曲をプレイするウルフギャング・ヴァン・ヘイレンを見て、もしこの先、ヴァン・ヘイレン関連の公演があるとしたら、自分ではなくウルフギャングがギターを弾くべきだと感じたそうだ。
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サトリアーニは『Ultimate Classic Rock』のインタビューでこう語った。「テイラー・ホーキンス公演でウルフギャングがプレイしているのを目にしたとき、僕は、久しぶりにとても自然で美しいものを見たって思った。彼が父親の音楽をああいう風にプレイするのを見るのは素晴らしいことだ。それに、彼は凄いミュージシャンだ。僕は、“あれ(トリビュート公演)があるとしたら、彼がやるべきだ”って思った。僕みたいなものに声をかけるより自然だ」
父エドワードが亡くなった直後は、いずれ追悼公演のようなものを開きたいと話していたウルフギャングだが、最近は「対人関係に対処し準備を整えることができたフー・ファイターズに比べると、ヴァン・ヘイレンとその周りは残念な感じだ」「自分のことはさておき、1つの目的に向かい協力し合おうってことができないんだ」「あの陣営は機能不全だ、全員がだ!」と、見限ったような発言をしていた。
サトリアーニは、それについて「僕らはただ、彼がどうやりたいか決心するのを待つべきだ。彼をそっとしておくべきだ。最適な時期、場所を彼に決めさせよう。どんなものであれ、彼が決めたのなら最良のものになると、僕は思う」と話している。
ヴァン・ヘイレンのトリビュート公演が計画されていたことは、今年4月、ジェイソン・ニューステッドが、その半年前にサトリアーニとアレックス・ヴァン・ヘイレンからジャムに誘われたと明かしたことで発覚した。この計画はその後、立ち消えたと言われている。
Ako Suzuki
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