きばやし、“今を生き、死なないでいること”を真っ直ぐ愚直に歌う2ndEP「うつしよ」配信スタート

シンガーソングライターきばやしが、2ndEP「うつしよ」を配信リリースした。

“うつしよ”とは「現在生きている今この世」と言う意味。「今を生き、死なないでいること」という願いを全6曲からなるこのEPに込めている。

死なないために欲望を解放した楽曲「エデン」、死んでしまいたくなった夜に出会ったおっちゃんとのやりとりを淡々と歌った「知らないおっちゃん」、大したことではないように見えるが本人は死にたくなるほどの悩みを吐露した「(女子がいうところの)かわいい」、生きていくのが困難なほどの壁をテーマにした「Question」、死ぬことが救いであるのかを問いかけた「天国より」などを収録。

「生きる」「生きている」という大きなテーマかつ、体と心にまとわりつく色々な想いをきばやし自身の視点から真っ直ぐに愚直に歌った、人々の心に寄り添うEPとなっている。また、西岡恭蔵の名曲「プカプカ」のカバーも収録。アルバムのテーマにも通ずる、「誰しもが抱く無常感と生」をきばやし流に朗々と歌ったカバーとなっている。

EP収録曲「天国より」のミュージックビデオも公開。本楽曲はShingo Suzuki (origami PRODUCTIONS) によるサウンドアレンジと、きばやしの凛とした、強くもあり優しくもある歌声で表現し、「生きること」を表現したいと願った作品だ。

きばやしの想いは、「死んではいけない」ではなく、幸せというものに近づくためにもう少しだけ「生きてみようよ」ということ。生きるために人は色々あるけど、優しくありたい、きばやしに今出来るのはその想いを歌う事だけだという。

MVでは、るなこさかい(PLN2)を監督に迎え、優しい笑顔と温もりがある安心感、でも少し心の雨も降るよね、という感情の世界を少女たちが、「生きよう」としている映像。その心の機微を感じられる仕上がりになっている。