【インタビュー】マジカル・パンチライン、結成から8年間の思い出をTimeTree「公開カレンダー」で振り返る

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国内外で5,000万ユーザー以上が利用するカレンダーサービスのTimeTreeが提供するイベント情報プラットフォーム「公開カレンダー」。この「公開カレンダー」機能を活用してマジカル・パンチラインが結成からの8年間を振り返った「思い出カレンダー」と毎月19日を「マジパンの日」に設定するコラボ企画を公開。たくさんの笑顔と涙に溢れた8年間の思い出とこれからのマジパンについてもメンバーから話を聞いた。

◆思い出一覧&マジカル・パンチライン 撮り下ろし写真

──TimeTree「公開カレンダー」とマジカル・パンチラインのコラボレートが決定ということで、「公開カレンダー」に記したい思い出深い日についてお話を伺いたいと思っています。まずは、沖口さんが挙げているのが2016年2月19日「メンバー入りを発表した日」(外部サイト)だそうですね。

沖口:その日がマジカル・パンチラインの結成日で、私は小さい頃からずっとアイドルになるのが夢だったので、その夢が叶った日なんです。ただ、この日、何をしていたのか、あんまり記憶にないんですよね(苦笑)。当時、まだ大阪で高校に通っていたので、東京には出てきていないんです。高校卒業の直前っていうタイミングでした。マジパンとしての活動は始まっていて、宣材写真を撮るとか、レッスンがある度に、高速バスで東京に来ていました。週に2~3回行き来していたのでなかなかの地獄でした(笑)。でも、発表の時は家にいたのかな。高速バスの中で発表されたんだったかな。

吉澤:(卒業メンバーも出演した8周年記念ライブ<LiVE PARK 2024 8th Anniversary LiVE~HAPPY DREAM~>のゲネプロの時に元メンバーの浅野杏奈さんが)「リハしてた」って言ってたよ。

沖口:リハしてたらしいです(笑)。発表された時って、元アイドリング!!!の佐藤麗奈が作ったグループということで、アイドリング!!!のファンの方がすごく注目してくださっていたんです。私は12~3歳の頃にアイドリング!!!5期生のオーディションを受けているので、お家でエゴサしてたら「あの沖口優奈だ!」っていう投稿がけっこうあって、それを見て嬉しくなったのは覚えています。ずっとエゴサしてたんじゃないかな。そういう投稿やみんなからのリプだったりを見て、“やっとアイドルになれたんだ”って噛みしめつつ、ひとりでニヤニヤしていた思い出はありますね(笑)。


──もう1つ挙げていただいたのが、2020年11月3日「オリジナルメンバー3名が卒業した日」(外部サイト)。やはり印象深い日でしたか?

沖口:マジパンを一緒に結成して5年くらいずっと一緒に活動してきた同期のみんなが、一気に卒業しちゃうということで寂しさもありましたし、正直、11月3日の段階では、グループの将来について不安だらけでした。新メンバーをオーディションすることは発表していたんですけど、まだ何も動き出していなかったので。でもこの日、未来に向かって卒業していく3人の背中は、今まで見た中で一番しっかりしていたというか、大きく見えたんです。だから、3人に負けないように“どうなるかわからないけど、マジカル・パンチラインを私が語り継いでいこう”って思ったんです。そういう決意をした日ですね。

──2020年11月3日については、吉澤さんも思い出の日として挙げていますね。

吉澤:私は今、マジパンになって5年経ったんですけど、11月3日は、自分が頑張らなきゃって覚悟ができた日でした。それまでは先輩の姿を後ろから見て、「みんな歌もダンスもトークも完璧だな、すごいな」って思うだけというか、みんなを憧れの存在として見ていたんです。11月3日に「ひとかけら」という曲をみんなが泣きながら歌っているところを見て……小山リーナさん(現在は小山璃奈)なんて、それまで歌を外したところなんて見たことないのに、涙をこらえながら必死に歌っていて。その姿がなんだかすごくかっこ良く見えたんです。私もそういうふうになりたいと思ったし、これまでは先輩の陰に隠れていたけど、もう卒業してしまったんだから、今度は自分が頑張る番だと思えた日ですね。ライブの後に一緒にご飯を食べたんですけど、みんなすごい応援メッセージをくれて。そこでも頑張ろうと思いました(笑)。

──どんなメッセージをもらったんですか?

吉澤:「悠華はアイドルのてっぺんを目指して!」って。それまで歌割とかも全然なくて、あんまり目立てる場所もなかったんですけど、「悠華は歌も練習したら絶対に良くなると思う」って言ってくださって。それまでも頑張ってはいたと思うんですけど、ついていくのに必死で、見せ方の研究をする余裕もなくて。でもその日を境に、歌の練習もそういうこともしっかりやっていこうと思ったんです。

──そのタイミングで、マジパンを続けるおふたりは、グループの今後について話をしたんですか?

吉澤:優奈ちゃんと韓国料理を食べに行って「今後どうします?」って話はしました。

沖口:その時に悠華が、不安に思っていることをけっこう素直に話してくれて。私は、ちょっと先輩面してアドバイスしてたんですけど、実は私もかなり不安でした(笑)。

吉澤:グループがどうなるのか、まったくわからない状況だったので、どうなるのかなっていう楽しみもあったんですけど、やっぱり不安の方が大きかったです。

沖口:そのタイミングで、私はプロデューサーをやってみないかってお話をいただいて。それで、当時のマネージャーさんと私で悠華に「グループのセンターとしてやってほしい」という話をしたんですよ。それまではほんと妹というか、常に泣いてて(笑)。ライブでも見ていられないくらい号泣していた悠華が即答で「やりたいです!」って、目をキラキラさせながら言ってくれたんですよ。それがすごく印象に残ってて。あの時から悠華は変わったんだと思います。意外と野心もちゃんと持っている子なんだということに、6人の時には気づけませんでしたね。

──そんな吉澤さんは、メンバーとして加入した2019年2月24日(外部サイト)も思い出の日として挙げていますね。

吉澤:私が加入した日は、新メンバーが加入することをファンの方がまったく知らないっていう状況で。サプライズでの登場だったんです。ライブのアンコールで、4人が走っているところに(新たに加入する)2人が追いかけていくみたいな映像が流れて。ファンの方がざわざわし出して、なんか状況が理解できないみたいなところで登場して1曲披露したんです。しかも私、アイドルがどういうものなのか、全然わかってなくて(笑)。子どもの頃はモデルをやっていたので、ファッションショーに出演したことはあるので、舞台に立つことは好きだったんですけど、ファンの方がいるアイドルのライブって、どういう景色なのか想像もできなくて。元々、アイドル志望で事務所に入ったわけでもなかったので(笑)。

一同:はははは(爆笑)。


吉澤:でもライブが終わったらなんだか感動して、アイドルになるって決めて良かったって思いました。

──素敵な思い出ですね。続いて益田さんは……。

益田:あ、事前に挙げたことじゃなくて、今、思い出した話をしてもいいですか。

──もちろんです!

益田:ふたりの話を聞いていて、私は花奈ちゃんと空来ちゃんと初めて会った日が印象的だったなと思い出して。

山本:えっ、何!? もうキュンとしちゃう!

益田:それまでリモートでしか会っていなくて……オーディションの時も時間帯が違ったりして会えなかったんですよ。それで、リハーサルの日に初めて実際に会ったんです。それまでは画面の中でしか見たことがなかったんですけど、本物はすごく背が高いなって。

山本:えっ、それ!? なんだか悲しい(笑)。

益田:びっくりしたの、私。ふたりともこんなに背が高いんだって。特に空来ちゃんは幼いイメージだったから、“でかっ!?”って。花奈ちゃんは、めっちゃ話しかけてくるなあって思った(笑)。

山本:私なりに頑張ってたの!

益田:わかってる(笑)。私と空来ちゃんはまだ人見知りしてたから、花奈ちゃんがいなかったら気まずかっただろうなって思う。それと、リハの部屋に入ったら、スタッフの方が、初見だと怖い感じだったんで、なんだか空気が重かった(笑)。その時点では、ふたりとそんなに仲良くなれたわけでもないし、なんだか孤独な感じだった(笑)。リハでは「ひとりで踊ってください」って言われて。ダンスは好きだったんですけど、アイドルのダンスとはまた違うので、可愛いダンスとか、踊ったことがなかったんですよ。だからすごい真顔で踊ってました(笑)。うまく踊れないし、いろいろあり過ぎて反省しまくりの1日でした。もともと“坂道”が好きで「アイドルっていいな」って思ったんですけど、裏ではこんな大変なことをやっているんだ、大変なんだなって思いました(笑)。

──初日からアイドルの大変さを思い知らされたわけですね。

益田:そうですね。アイドルを続けている人ってメンタルが強いんだなって。

──ちなみに山本さんと宇佐美さんはその日のことで覚えていることありますか?

山本:私は、その日がスタッフさんとお会いするのが2回目だったんです。その前にオーディションで会っていたんですけど、その時に私だけ名指しで質問されたんです。その印象が強すぎて、この人は怖い人だと思っていました(笑)。空来ちゃんとは面識がありました。事務所の演技レッスンで一緒だったんです。それでその日は、もともと私はアイドルをやっていたんだから、私がなんとかしなくちゃみたいな気持ちがあって、なんとか頑張って空気を作ろうとしていたんだと思います。なんとかふたりとの仲を深めなくちゃって思っていたんですけど、必死すぎてあんまり記憶にないです(笑)。あと、ダンスの先生の筋トレがあって。

益田:めちゃめちゃきつかった!

山本:それでも珠ちゃんはもともとバスケ部で運動していたからちゃんとやれてたんですけど、私と空来ちゃんは何もしてなかったので、生まれたての小鹿状態でした(笑)。

一同:はははは(爆笑)。

山本:アイドルとしての生活が始まったんだなってすごく実感した日でした。

宇佐美:私は大人の人と関わるのが初めてだったんですよ。中学では部活をやっていなかったので2~3歳年上の人とも関わる機会がそもそもなくて。自分より年下のちびっ子とはすごい遊んでいたんですけど(笑)。先輩のお姉さんたちとの関わり方がわからないから、どういう距離感でいけばいいのか……どうしようどうしようって不安に思いながらリハに行ったら、なんか普通で(笑)。最初は人見知りしてたんですけど、普通にしていればいいんだなと思いました(笑)。でも、リハの空気はほんと怖かったです。もう、凍りついてて。私、その空気に耐えられなくて初日から涙が止まらなくなっちゃって。“アイドルって本当は大変なんだな”って実感した日でした。“この先大丈夫かな”ってちょっと不安にもなりました。私は“アイドルって何?”というところからのスタートだったんです。アイドルはテレビの世界の人たちだと思っていて。実際に自分がアイドルになるって考えたら、見た目もアイドルっぽくなかったし……今もアイドルっぽいかはよくわからないですけど(笑)。ちょっとは成長したって言いたいところではあります(笑)。

山本:頑張れ!(笑)

沖口:一緒に頑張ろう!

宇佐美:頑張ります!(笑) それで、この先不安だなって思ったんですけど、今はあの日よりは成長したので、良かったです(笑)。

沖口:良かったね(優しく)。

◆インタビュー 2(続きを読む)
◆「マジカル・パンチライン」TimeTree 公開カレンダー(外部サイト)

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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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