Common、音楽的な世界を広げる

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Common(27歳、元Common Sense)は'99年にキューバを訪れたが、そのことが彼の性格と音楽に影響を与えた。シカゴのラッパーである彼がキューバへ行ったのは、ブラックパンサーの元党員で、'86年からキューバで暮らしているAssata Shakurに会うためだった。
 Shakurは、'73年にニュージャージー州警察の巡査殺害に関与したとして、終身刑を宣告された。彼女は終始無実を主張し、'79年に脱獄した。Commonは彼女の生き様に感銘を受け、ぜひ会いたいと考えた。彼はキューバ滞在中に心を開き、他の文化や新しい音楽形態を受け入れるようになったということだ。

 CommonはLAUNCHに対し、音楽の好みが最近どのように変わってきたかについて、次のように語ってくれた。「昔は今とは違ったメンタリティだった。今では嫌だけどね。昔は、相手の邪魔をするというようなメンタリティだった。でも年齢を重ね、少し賢くなって、それから別の文化に触れてみて、すべてに心を開くようになった。そして自分の好きなものであれば、じっくり消化して楽しむんだ。誰にも邪魔できないよ。サウンドであれ何であれね。音楽スタイルだってそうさ。誰にも邪魔なんかさせないよ」

 まもなくCommonのアルバム『Like Water For Chocolate』が発表されるが、このタイトルは映画からとったものだ。この映画とは、評論家から絶賛を浴び、賞も獲得した外国映画である。このアルバムには、D'Angelo、Mos Def、Slum Villageらがゲスト参加していて、プロデュースは、Rootsを手がけたDJ PremierやA Tribe Called Questを手がけたJay Deeらが担当している。

 Commonは、'99年にRawkus Recordsのコンピレーション『Soundbombing II』とサントラ盤『Wild Wild West』に参加し、Rootsと一緒にツアーを行い、Rootsの最近2枚のスタジオアルバムにも参加している。
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