オアシス、全米ツアー開始!

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oasisの2000年北米ツアーが4月5日ワシントン州シアトルをかわきりに始まった。
4枚目のアルバム『standing on the shoulder of giants』の米国内売り上げがかんばしくない中、オリジナルメンバーのalan white(dr.)、liam(vo.)とnoel(g.、vo.)のgallagher兄弟に、新加入のギターリストgemarcherとベースのandy bellを携えた5人のメンバーによる初の全米ツアーだ。

seattle paramount theatreのアリーナで行われたコンサートはその5人にキーボードを補助に加え、1時間15分で15曲が披露された。『standing……』の中の新曲はわずか5曲で、残りは昔からなじみのある曲である。チケットは完売で、ファンは選曲に満足した様子だった。特に反響がすごかったのは“wonderwall”や“don'tlook back in anger”などの古い曲。なお、オープニングでは最近のシングル“golet it in”が演奏された。

シアトルのファンを楽しませたのは何といってもアンコール1曲目の“hey hey,my my (into the black)”であろう。neil youngのスター頌歌で骨太の破壊サウンドバージョン、ボーカルはnoelが担当。曲は6周忌になる自殺したnirvanaのkurtcobainへ捧げられた。
彼らのステージからは『standing……』の国内チャートの不振の色は全くうかがえない。中規模のステージで行われたoasisの公演は、奥のスクリーンにときどき映し出される映像と照明の華やかさも手伝って、パワーとポップな魅力を兼ね備えている。1994年に「definitelymaybe」でデビュー以来2500万枚を売り上げているのもうなづける内容だ。中にはミッドテンポのサイケデリック調の曲で間をとったものもあったが、ホールが壊れるのではないかと思うくらいワイルドな曲も少なくなかった。全体を通して、liamgallagherは今では定番となっているあのけだるい表情をステージ上で作ってみせていた。

コンサート前にnoel gallagherはlaunchにoasisのファンが期待することについて語った。

「みな、コンサートに来ればどういうステージになるかは分かっていると思う。俺たちは花火を打ち上げたり、観衆を煽ったり、ま、そういうことはしない。俺たちは俺たちのやり方でステージに立ち、演奏に集中して、他ではまねできない俺たちの味を出すだけだ。ま、そうだな…15曲か20曲ってとこかな。ごきげんなロックをさ。そんなとこだろ、な。kissじゃんないんだからよ。そんなブッ通しかってんだ。な?」

演奏曲目
“go let it out”
“who feels love?”
“supersonic”
“shakermaker”
“acquiesce”
“where did it all go wrong?”
“gas panic!”
“roll with it”
“stand by me”
“wonderwall”
“cigarettes & alcohol”
“don't look back in anger”
“live forever”
アンコール
“hey hey, my my (into the black)”
“rock 'n' roll star”

コンサートにはスコットランドのバンドtravisも出演。travisはイギリスをはじめとするヨーロッパで不動の地位を確立しているが、アメリカではほとんど無名だ。繊細かつアクが強く、radioheadをちょっとまともにしたような感じのサウンドだ。観客のノリの反応を見る限りは、いけそうなバンドである。特に「whydoes it always rain on me?」はヒットをとばしそうだ。…とはいえ、travisで最もインパクトが強かったのはbritneyspearsの完璧なまでのカバー曲、「baby one more time」だ。その曲が昨夜の最高のひとときだったと言っても過言ではないかもしれない。

なお、oasis(+travis)の公演は今日(4月6日)オレゴン州ポートランドで行われる。

記:neal weiss シアトルより

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