Oasis、Cobainに追悼を示す

Oasisは米国ツアーでBeatlesの“Helter Skelter”、Whoの“My Generation”のカヴァーを演奏する。しかし、ツアー初日のシアトル公演が行なわれる4月5日はNirvanaのKurt Cobainの自殺の6周年にあたる（LAUNCH 4/5付ニュース参照）とLAUNCHがバンドに伝えたところ、急遽Beatlesの曲の代わりにNeil Youngがロックスターの世界を歌った曲“Hey Hey, My My (Into The Black)”を演る事にした。
アンコールで演奏されたこの曲は、ギタリストのNoel Gallagherがヴォーカルをとり、ラフながら心のこもったカヴァーは、堕ちたヒーローへと捧げられた。

開演前にGallagherが、Cobainを失ったことは非常に大きな事だったが、ここから何かもっと前向きなことが出て来てくれることを望むとLAUNCHに語ってくれた。「多分、正直なところ、僕らの世代のJohn Lennonを失ったって言う感じだね。彼は、ゴミみたいな状況を超えて、最も大きなバンドになった人で、力強い声を持っていたし、訴えることもたくさんあったアーティストだと思う。彼の死で、たった一つだけ良かったことがあるとすれば、ヘロイン乱用者に対しての最高の反対広告になるってことだよね。もし注射器を持ってるガキを見つけたら、こう言ってやるのさ“Kurt Cobainっていう奴がいてさ、おまえは15歳位だっただろうから知らないかもしれないけど、天才でさ、John Lennonよりスゴクなるだろうって奴だったんだよ。ところがさヘロインをやってて、死んじゃったんだよ。で、今となればまったく無意味になっちゃたんだ”って。でも彼自身には敬意を表しているよ。本当に」