TLCのLisa "Left Eye" Lopesが行方不明

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マルチプラチナのR&Bグループ、TLCのLisa "Left Eye" Lopezが、9月7日午後現在、行方不明となっている。ニューヨーク・ポスト紙によれば、Lopesの姿は9月4日の労働祭の祝日前頃から、家族にも友人にも目撃されていない。

Lopesの広報担当、Matt Sheltonはニューヨーク・ポスト紙で彼女に呼びかけている。
「Lisa、もしこれを読んでいたら連絡を下さい。皆とても心配しています」
Lopesのビジネスパートナーで友人のIan Burkeは、8月31日に打ち合わせのため彼女と会っており、同紙のインタヴューに対して、会った時には“普通”だったが、それ以来、連絡が取れなくなったと答えている。

Lopesがホストを務める予定の、ロンドンで行なわれる音楽賞の大規模な宣伝記者会見が、9月5日にラスベガスで行なわれたが、彼女は現れなかった。また、その前の週末には、アトランタでの家族や親戚の集まりに顔を出すはずだったが、やはり来ていなかった。

Burkはニューヨーク・ポスト紙に語っている。
「本当に心配しています。彼女が無事なのかどうかさえ分からない。初めは多分ちょっと1人になりたいだけだろうと思いましたが、彼女のアシスタントから宣伝記者会見に現れなかったと聞いて……。今まで、そんなことは一度も無かったんです」

Lopesは過去にも問題を起こしている。'94年には、当時の恋人でアメフトチーム、Atlanta Falconのスター選手だったAndre Reisonの家に火をつけて、米国の新聞を賑わした。放火に対し彼女は有罪を認め、アルコール中毒の更生施設へ入院。その後'96年には、友人であるラッパー、2Pacの死にショックを受け、再び更生施設の戸を叩いている。

また、彼女は他のTLCメンバー、Tionne "T-Boz" Watkins、Rozonda "Chilli" Thomasとの間の確執を公にしていた。ニューヨーク・ポスト紙によれば、“No Scrub”のヒットを生んだアルバム『Fanmail』のツアーが終了して以来、Lopesは2人には会っていないという。

Lopesはまた、ソロアルバム合戦で誰が最も才能があるかを証明しようと"T-Boz"、"Chilli"に挑戦状を叩きつけ、世間を騒がせていた。Lopesは実際に、自分の作品のレコーディング計画をしっかりと立てており、今年の5月には、ソロアルバム制作で一緒に仕事をしようと考えているアーティストの名をLAUNCHに語っていた。
No Doubt、D&G Project、PrinceLil' KimBlaqueと他の新進プロデューサー達とやるの。いい方向にいってるわ」

TLCのアルバムをLa Faceレーベルから発売しているArista Recordsの窓口担当者は、Lopesが行方不明になっていることを認めたが、詳細についてはコメントできないとしている。9月7日現在、Lopesの広報担当には連絡が取れていない。

記:Anna Maria Gibson、ニューヨーク
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