ブリトニー・スピアーズ、ペプシと全世界向けのコマーシャル契約を結ぶ

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Britney SpearsがPepsi-Colaと世界市場向け宣伝契約を結んだ。複数年にわたるこの契約は、Pepsiの新しいTVコマーシャルの共同発案および彼女の世界ツアーでPepsiが共同スポンサーとなることなどが条件となっている。

19歳のシンガー、SpearsとPepsiとの初契約は、スターたちとの全面的な協力展開で有名なPepsi-Colaの一連のコマーシャルのひとつとなる。ロサンゼルスにある音楽マーケティング・エージェンシー、Aaron Walton Entertainmentが今回の数百万ドルの契約を取り持った。過去にPepsiのキャンペーンに登場したアーティストの顔ぶれは幅広く、Michael Jackson(1984/1988)、Lionel Richie(1985)、Tina Turner(1985)、Gloria Estefan(1985)、Ray Charles(1990/1991)、Kiss(2000)、Aretha Franklin(1999)、Faith Hill(2000)など。

SpearsがPepsiファミリーの一員になるという発表は、2月6日にニューヨーク州のパーチェスにあるPepsi本社にて行なわれた。熱意溢れる社員たちとその子供たちを前に、Spears自身が挨拶をした。
「私はPepsi商品とPepsiコマーシャルの大ファンです。私の人生もキャリアも幸運に恵まれています。私のヒーローである、すごいアーティストたちと同じ道に立ち、また、Pepsiの革新的な人々となにか新しいものを作り出すことができるチャンスに、すごく興奮しています」

Pepsi-Colaは、PepsiCoグループの全世界向け飲料事業部門である。Pepsiのマーケティング戦略の担当本部長であるDawn Hudsonは、Spearsを“Pepsiの顔”として選んだ理由をこう語っている。
「Britneyは現在のポップ界の最先端であり、また若々しくて創造力があり、楽天的で面白いこと好きという、まさにPepsiのブランド・イメージにピッタリです。我々の関係は、市場の隅々まで響き渡るでしょう」

Spearsは、TVコマーシャル第1弾の企画コンセプトをPepsiと一緒に練り始める段階に入っており、完成品の初公開は3月25日のABCテレビでのAcademy Awards授賞式放送時となっている。両者の契約は、他にも店頭キャンペーン用品、消費者向け販売促進やお互いの公式ウェブサイト(britneyspears.com、pepsi.com)へのリンクなどが含まれている。

今年の“コーラ戦争”はおもしろい展開を迎えるかもしれない。それは、ここ数カ月の間、Christina Aguileraの公式ウェブサイト(christina-a.com)に載せられているメッセージの答え次第だ。そこにはこんなメッセージが載っている。
「ChristinaはもうすぐCoca-Colaの顔となるのでしょうか? このページに注目しておくように……」

Jason Gelman、ニューヨーク
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