デヴィッド・グレイの『White Ladder』が英国チャートでついにトップを獲得

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David Grayの『White Ladder』がリリースから66週目にして英アルバムチャートのトップに輝いた。ロンドンのシンガーソングライター、David Grayの4作目となる同アルバムはDestiny's Childの『Survivor』を頂点から3位へ退け、また初登場となったPrinceのベストアルバム『The Very Best Of』も2位に押しとどめた。

GrayのNo.1へのスローな歩みは、アルバムの驚くべきサクセスストーリーのほんの一部でしかない。'99年初めにリリースされた『White Ladder』は、提携レーベルがなくGrayの名で発売された。Grayは当時の惨めな出発について次のようにLAUNCHに語っている。

「自分たちでレコードを出した理由は、単にどのレーベルも相手にしてくれなかったからなんだ。それで、この国ではアナーキー的なちょっと変わった手法でリリースした。でも、それが当然のステップだったんだ。せめて自分たちの手でリリースしようという感じだったしね。すごく楽しくて、基本的にはこう言えるだろう。“あぁ、レコード会社を作って、発売しようじゃないか”って。ということで、そうしたんだ。それから、縁あって次々と事が運び、本当にうまくいったんだ」

また、米国でも『White Ladder』は成功を収めている。同アルバムのヒットシングル“Babylon”は先月、MTV Video Awardのビデオベスト新人部門にノミネートされた。GrayはColdplay (“Yellow”)、Alicia Keys (“Fallin'”)、Sum 41 (“Fatlip”)、Nikka Costa (“Like A Feather”)らと栄誉を争う。同賞は9月6日にニューヨークで発表される。

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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