オジー・オズボーンがハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに仲間入り

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4月12日(金)、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムにOzzy Osbourneの星型が設置され、Osbourneはエンターテイメント界のエリートの仲間入りを果たした。この日、午前中に行なわれた式典には約2000人のファンが集まってHollywood Boulvardの大通りをふさぎ、彼らの熱い眼差しが注がれるなか、ロック界の大物でTV界の新しいスターであるOsbourneはウォーク・オブ・フェイム入りの栄誉を受けた。

短いスピーチの中で、Osbourneは観衆に次のように語った。「これにはまったく驚かされたよ」「光栄です、と言うだけじゃ十分じゃない。そうだろ? 俺みたいなオヤジを観るために、みんながこんなにも朝早くから来てくれて、俺は本当に胸が一杯だよ。何度も言うが、どうもありがとう。みんな愛してるぜ」

観客はメタルのサインを見せたりしながら、Osbourneの一挙一動に声援を浴びせ、式典で同じく短いスピーチを行なったハリウッド商工会議所のメンバーにはブーイングを浴びせていた。

式典では、Osbourneとその家族(今や一家が出演するMTVのTVシリーズ『The Osbournes』の成功で有名人となった)に加え、Marilyn Mansonや長年、Ozzyのギタリストを務めているZakk Wylde、英国ポップ界のプリンス、Robbie Williamsが駆けつけた。

Mansonはこの機会に、Osbourneの栄誉による文化的影響について一考を述べた。「多くの人たちは、社会的、政治的、経済的に成功するためには幸せでなければならない、もしくは、成功が幸せをもたらすと考えている。だから、永遠に不幸なものは、狂ってしまうか犯罪者になると思われている。ここにあるこの星型は、Ozzyが狂人のままで不思議と幸せであり、神や自然に対する様々な罪悪にも関わらず、成功を成し遂げたことの証明だ」

Mansonはまた、“OzzFest”のツアーでOsbourneと知り合いになったときのことを振り返った。「“OzzFest”に初めて参加したときは、実はニュージャージー州を訴えなければならなかった。俺のほうがOzzyより不快だなんて言うもんだからな」「2度目の時は、俺はOsbourneファミリーにとって“Mansonおじさん”って感じになって、もう少し親しくなってきた。息子のJack Osbourneを初めてストリップ・バーに連れて行ってやったし、Ozzy本人も妻のスワッピングを提案するほどになったよ。俺に妻はいないんだけどな」

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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