VMAsでデヴィッド・リー・ロスとサミー・ヘイガーが握手、そして舌戦

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8月29日のMTV Video Music Awardでサマーツアーのパートナー、Sammy HagarDavid Lee RothがBest Rock Video(最優秀ロックビデオ)のプレゼンテーターとして登場した。元Van Halenのフロントマン2人は両サイドからステージに上がった。しかも、Rothは「Jump」、Hagarは「Right Now」という、それぞれ違う曲をバックにしてだ。

“ダイヤモンド・デイヴ”がすぐさまお決まりのフレーズ「Look at all the people here tonight!」を叫ぶと、HagerはRothと握手を交わし、その様子は2人がジョイント・ツアー中ほとんど口をきかず、お互いのセットにも登場しなかったという事実を忘れさせるほどだった。Hagerが「Dave、55もショウがあったな……どこへ行った?」と尋ねると、Rothは「有名人デスマッチ・ツアーさ」と答え、2人の仲が悪いと思われていることをネタにジョークを飛ばした。

ちょっとした冗談の応酬のあと、RothがHagerにLinkin Parkの曲でお気に入りは何か訊くと、Hagerは1曲も知らないと答え、それから2人は「In The End」で受賞したLinkin Parkに賞を手渡した。また、そのあとに登場したホストのJimmy Fallonによれば、RothとHagergaの出演は実は'84年当時の授賞式のビデオだったとのこと。

バックステージでは、Hagerが夏のツアーについて、2人の間は良かったり悪かったりだったと語った。「まあ、今はまあまあいいんだけどな。だけどツアーを始めたころは、Daveと俺はそりゃ気があってたんだぜ。一発やらかそうとしてたわけだからさ。で、いったんやらかすと、みんなそれに慣れてちまって、俺達は昔の俺達に戻ったんだ。気の合ってない俺達にね。舞台裏では何度も何度も一触即発の状態になったよ。だけど言ったように、ひとたびステージに立てばDaveはグレートなショウをするし、俺もグレートなショウをする。ファンが満足すれば、それで本当にいいんだ。だけど、裏では2回や3回は醜いことがあったさ。ライトを2つ点けて寝なくちゃいけなかったぜ」

Bruce Simon and Darren Davis, New York (C)LAUNCH.com
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