ヨーコ・オノ、ショートフィルムで平和を願う

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Yoko Onoが米同時多発テロの1周年にあたる9月11日(水)、ヨーロッパのMTVで放送されたショートフィルムの中で、亡くなった夫John Lennonの「Give Peace A Chance」という願いを繰り返した。

フィルムを監督したのはTom Cartyで、映像は暗い廊下のシーンから始まり、その通路は光の差し込むドアへと続いている。Onoが梯子を上がって見上げると、天井に“Give Peace A Chance”という言葉が刻まれているのが見え、そこへPlastic Ono Bandの「Give Peace A Chance」が流れてくるというのもの。

Cartyは、このフィルムは'60年代末に始まったLennonとOnoの平和キャンペーンと、'66年にロンドンのインディカ画廊で開かれた展示会“Unfinished Paintings And Objects”で披露されたOnoの“Ceiling Painting 1966”からインスピレーションを受けたという。

Onoは声明の中で次のように語っている。「ヴェニスにいるとき、Tom Cartyからこのプロジェクトの依頼を受けました。すべて片づけて、特別にこのプロジェクトを行なうためにロンドンへ向かいました」「みんなと同じように、私は人類が生き残るのを見たいし、お互いが健康で愛し合いながら生きてほしい。私たちの心はひとつだってことを忘れないように。平和と調和、光を築きましょう。Johnの言葉はそれが書かれた当時と同じように、現在も必要とされていると思う……。“Imagine all the people living life in peace(すべての人々が平和な人生を送っていると想像してごらん)”。そして“Give Peace A Chance(平和にチャンスを)”」

このフィルムのリリースに加え、世界中のLennonのファンが11月7日の世界平和デーに向けて、この日のそれぞれの時間帯の正午に、各国のラジオ局で“Give Peace A Chance”をプレイするよう人々に呼びかけている。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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