イグジビット、ハンパない声圧と野太いラップでオーラを放ちまくるライヴ@六本木CORE!

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2002年9月に来日したばかりのX to the ZことXZIBITが再び来襲! ってことで行ってまいりました、会場は六本木CORE。夜と深夜の2部構成ってことで、22時くらいからパフォームするって話の夜の部へと足を運んだわけですが、21時過ぎくらいに入ると会場はなかなかの混み様。しかも何だかやたらと色っぺーオネーちゃん多し。ウシシ……。DJ COUZがプレイするレイドバックしたウェッサイ・ミックスに身を委ねていると、唐突に主催のオネーさまブランド、“SHOOP”によるコンテストが開始。ほぉ~。DJ DASKにバトンタッチ後、コンテストも終了し、気づくと時間は0時近く。予想どおり段取りムチャクチャってことですな……。そしてやっと今夜の主役のひとり、DJ E-MANが登場(BIG-BOYは欠席……残念)。怒涛のウェッサイ・クラシックスを持ち前の豪快なスクラッチ、2枚使いでガシガシMIXしていく姿は、やはり本場って匂いがプンプン。何かスクラッチも、指紋の堀りが深いのか? と思えるほどの圧力で、いやー強烈ですわ。

で、やっとこさオオトリのXZIBITが壮大なイントロダクションをバックに登場し、ちょいと待ち疲れしてた観衆も一気に狂喜! フラッシュ! フラッシュ! 写メール! フラッシュ!ってな嵐の中、まずは「Front 2 Back」をキック。ハンパない声圧での野太いラップは狂声にも消されることはなく、また狭いステージをモノともしない動きで終始圧倒しまくり。続いての「Symphony In X Major」は、壮大な曲調もあってかXZIBITのオーラをビンビンに放ちまくりでマジトリハダデス。その後の曲順はよく覚えとりませんが「What USee Is What U Get」「Los Angels Time」「Losin Your Mind」「Get Your Walk On」(リミックスのオケで聴きたかった……)などなど新旧ヒット曲を織り交ぜつつ、さらにはDr. Dre「What's The Difference」やSnoop Dog「B-Please」などでの自身のヴァースもきっちりプレイする辺り、こちらのツボを分かってらっしゃる! またスピーカーによじ登るなど、やんちゃキャラを炸裂させるわ、MCで曲の前振りも入れるわと、良い人っぷりもバッチリ披露。カワユイ! そして大声援の中、大人気の「Paparazzi」、さらには「Multiply」あたりの盛り上がり系をガッツンガッツンにかまし、トドメはと~ぜん「X」! 皆がXサインを掲げる中、最後まで全く声量の落ちることがない圧倒的なパフォーマンスを魅せてくれたのでした……最高。

文●Masso187um

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