マネーロンダリング疑惑のアーヴ・ゴッティ、新聞で潔白を主張

ツイート
マネーロンダリングで連邦捜査を受けているMurder Inc.のIrving“Gotti”Lorenzoが、容疑について『Los Angeles Times』紙に語った。彼は、友人でストリート犯罪者のKenneth“Supreme”McGriffに、低予算でアクション映画『Crime Partners』を制作する支援をしただけだという。検察は、McGriffがVivendi-Universal Music Groupのディストリビュートによるレーベル、Murder Inc.を設立する際に、違法なドラッグ資金を使用したとして告発している。

政府筋によれば、警察は今年1月にMurder Inc.のオフィスを捜査した際、麻薬の利益と思われる3万ドルを発見したという。警察当局は、McGriffが現金の入ったバッグをNYにあるGottiのオフィスに運んだとみている。政府関係者は、Gottiがマネーロンダリングを行ってMcGriffに偽造小切手を書き、綿密な渡航計画を立てたと述べている。

Gottiは5ヵ月間の沈黙を破り、“一銭もない”McGriffが現金の入ったバッグを持ってくるずはない、と語った。彼はまた、渡航費用を負担したが、“偽の小切手を書いた覚えはまったくない”と付け加えた。

Gottiは最初の公式インタヴューでマネーロンダリングの容疑について議論し、『L.A. Times』紙の記者Chuck Phillipsにこう語った。
「俺は何百万ドルものヒット・ソングを出してるんだ。違法行為などする必要はない」

GottiはJay Z、DMX、Ja Ruleといったアーティストを手がけている。7月1日(火)にはMurder Inc.からAshantiの待望の2ndアルバム『Chapter II』がリリースされたばかり。アルバムからの1stシングルは「Rock Wit U」。

毎年数百万ドルを稼ぐGottiは、政府の告発は間違っていると話している。彼は、友人がストリート生活から脱出するのを手助けし、友人の家族を養うために自らの稼ぎを使ったと言う。

Gottiは告発が及ぼす影響について次のように話している。
「どうにもならない状態だ。銀行から手を切られ、地主から追い出された。俺はアメリカを愛してるんだ。でも、こんな状態になっちまった。理解できないよ。でも、まだ信念は失ってない。検察の再調査がすべて終了すれば、俺は何も悪いことをしていないというのがわかるだろう」

(C)LAUNCH.com
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス