2003夏・ドラマ主題歌特集――気になるアノ曲は?

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2003年夏。梅雨が長くてどーしようかと思ったけど、
やっと暑くなって、いや、暑すぎて死ぬ、なんて今日この頃。
熱波を避け、家でテレビを見ているとドラマはそろそろ佳境に…!
そして気になるその主題歌、誰が歌ってるのかしら…?

ということで、BARKSが気になるあのドラマと主題歌をチェキラ☆

ドラマもその主題歌も、月9は持っていき方がニクい!

月・21:00~/フジテレビ系
『僕だけのマドンナ』
主 演:
滝沢秀明、長谷川京子
主題歌:
「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~」サザンオールスターズ(7/23発売)

月・22:00~/日本テレビ系
『14ヶ月~妻が子供に還っていく』
主 演:
高岡早紀、中村俊介
主題歌:
「幸せの表現」
GABALL feat.JoAnne
(8/6発売)

火・19:59~/フジテレビ系
『大奥』
主 演:
菅野美穂、浅野ゆう子
主題歌:
「I Say A Little Prayer」
kazami(7/24発売)

火・21:00~/フジテレビ系
『ウォーターボーイズ』
主 演:
山田孝之、森山未來
主題歌:
「虹」福山雅治
(8/27発売)

火・22:00~/フジテレビ系
『クニミツの政(まつり)』
主 演:
押尾 学、伊東美咲
主題歌:
「Are you alive?」
LIV(8/6発売)

水・22:00~/日本テレビ系
『幸福の王子』
主 演:
本木雅弘、菅野美穂
主題歌:
「Drawing」Mr.Children
『IT'S WONDERFUL WORLD』収録曲・2002年5月発売)

水・22:00~/TBS系
『ひと夏のパパへ』
主 演:
上戸 彩、北村一輝
主題歌:
「感傷」上戸 彩
(8/27発売)

木・21:00~/TBS系
『愛するために愛されたい』
主 演:
坂口憲ニ、黒木 瞳
主題歌:
「ムーン・オーヴァー・バーボン・ストリート(コーネリアス・ミックス)」
STING(7/30発売)

木・22:00~/TBS系
『高原へいらっしゃい』
主 演:
佐藤浩市、井川 遥
主題歌:
「forgiveness」浜崎あゆみ(8/20発売)

木・22:00~/フジテレビ系
『Dr.コトー診療所』
主 演:
吉岡秀隆、柴咲コウ
主題歌:
「銀の龍の背に乗って」
中島みゆき(7/23発売)

金・22:00~/TBS系
『STAND UP!』
主 演:
二宮和也、山下智久
主題歌:
嵐「言葉より大切なもの」(9/3発売)

金・23:15~/テレビ朝日系
『特命係長・只野仁』
主 演:
高橋克典、櫻井淳子
主題歌:
「川の流れのように」
椿(8/20発売)

土・21:00~/日本テレビ系
『すいか』
主 演:
小林聡美、ともさかりえ
主題歌:
「桃ノ花ビラ」大塚 愛
(9/10発売)

日・21:00~/TBS系
『元カレ』
主 演:
堂本 剛、広末涼子
主題歌:
「薄荷キャンディー」KinKi Kids(8/13発売)

月~金・10:30~/中部日本放送・TBS系
『キッズ・ウォー5~ざけんなよ~
主 演:
井上真央、小谷幸弘
主題歌:
「HANABI~8月の日~」
未来―MIKU―(7/30発売)
数あるテレビ番組のなかでも、ドラマは人気番組で、各局の力の入れようも相当なもの。BARKS近くのTBSは、番組改変期になると敷地一面が新番組の告知でいっぱいになるので、TBSの前を通るたびに新ドラマをチェックしちゃいます。というわけで、“No TV No Life”と公言するほどのドラマ大好きBARKS編集部の“M女史”に話を訊きました。

サザン、約2年ぶりの新作「私が今期まんまとハマッてしまったのが“月9”(『僕だけのマドンナ』)。今をトキメくハセキョン(長谷川京子)とタッキー(滝沢秀明)のキャスティングに、テンポのいいストーリー展開で、回が進むごとにどんどんのめり込んでいくんですよ。で、毎回ハセキョンにさんざん振り回されたタッキーのモノローグとサザンの新曲が流れるエンディングを見ると、次週が待ち遠しくてたまらなくなるわけです」。そう、このドラマの主題歌「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE」は、2年のブランクを経てのサザンの復活曲。これはもう発売されて案の条、ミリオン街道まっしぐらで話題性いっぱいで、さすが月9! 劇中でも「いとしのエリー」などサザンの曲がふんだんに使われていて、いやがおうにも“夏”を感じさせる、胸キュン青春恋愛ドラマです。ハセキョンみたいなかわいい子に振り回されたい~って思ってる男性、多いハズ。
数あるドラマでも主題歌に“こだわり”が見えるのは…
ファンタジーを誘発したSTINGさて、さらに主題歌にフォーカスしよう。モッくん&菅野美穂主演の『幸福の王子』の主題歌は、Mr.Children「Drawing」。これは昨2002年5月に発売されたアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』に収録されていたもの。前出のBARKS編集部員M女史曰く「タイアップで新曲を当て込むのが当然のようになっているなか、既発曲を選んでくるってのはドラマ製作者の“こだわり”を感じますよね」。うむ、このドラマはファンタジーも入っているので、雰囲気作りにはこだわったんでしょうか。「そうかもしれないですね。私の愛する(!?)サカケン(坂口憲ニ)主演の『愛するために愛されたい』もファンタジー入ってるんですけど、主題歌がSTING。気だるいシーンや、セクシーカットが多いドラマなんですけど、STINGの歌の雰囲気に合ってるんですよね」。このドラマの製作者がSTINGの「ムーン・オーバー・バーボン・ストリート」を聴いて、人生や愛の切なさを、宇宙や神といった大きなスケールで描きたくなった、とインスピレーションが沸いたんだとか。
そして、カヴァー曲もポイント
「あと、予想以上におもしろいのが、スーパー時代劇『大奥』ですよね! 幕末の大奥を舞台に繰り広げられる骨肉の嫉妬劇にハラハラドキドキ♪」。なるほど~。で、このドラマの主題歌が意外なことに、洋楽カヴァー曲。ソングライター、バート・バカラックの楽曲で、ディオンヌ・ワーウィック(67年発表)やアレサ・フランクリン(68年発表)が歌っていた「I Say A Little Prayer」をkazamiという新人シンガーが歌っています。「この曲が流れるのはエンディングなんですけど、CGが多様されてて、英語詞にも関わらず“雅(みやび)”な感じでいいんですよ」

「川の流れのように」、スタート!
椿の「川の流れのように」の
ミュージック・ビデオが観られるよ。

上の画像を
そして『特命係長・只野仁』の主題歌は、美空ひばりの「川の流れのように」を新人シンガー“椿”がカヴァーしている。クラブ・サウンドをバックに歌うことを得意としていた椿が、流麗な日本の名曲を歌っているのもおもしろい。「そういえば、『高原へいらっしゃい』もある意味カヴァーですよね。76年放映のドラマ(主演・田宮二郎)を、現代風にリメイクしたもの(主演・佐藤浩市)ですもんね」
出演者=主題歌シンガーのパターン
役どころでは、パパを捜してます主演者と、主題歌を歌っているシンガーが一緒、というパターンもいまやお馴染み。「役者としての顔と歌手としての顔、両方の魅力を一度にアピールできるからいいんでしょうね。ジャニーズ系はとくにそういうの多いし。あと、“娘にしたいアイドルNo.1”の上戸彩も今回はそのパターンですね」。とはいえ、何気に上戸彩が歌うまいのに驚き。作詞作曲はPIPELINE PROJECT(TUBEの前田亘輝氏や春畑道哉氏らが参加する音楽制作チーム)。
意外と大穴…! 昼ドラ&その主題歌
「HANABI~8月の日~」、スタート!
未来-MIKU-の「HANABI~8月の日~」の
ミュージック・ビデオが観られるよ。

上の画像を
ドラマといえば、夜の時間帯……と思ってちゃいけない! 昼ドラも侮れないのだ。特に今放映のドラマは夏休み期間。主婦層だけでなく、子供たちも見るのだ。「『キッズ・ウォー』シリーズは人気ですよね。以前、このドラマ主題歌を歌ったZONEがこれをキッカケにブレイクしてますからね」。そう、このZONEのブレイク&大ヒット「secret base~君がくれたもの~」は記憶に新しいところ。そして、今回シリーズ5弾目となる『キッズ・ウォー』の主題歌を歌うのは未来―MIKU―。ブラック・ミュージック好きな彼女は、中学3年のときに新人発掘オーディションにて約3,000人の中から地区予選を勝ち抜いたという実力派。高校時代にすでにデビューしていた本格派なのだ。これはひょっとすると、ひょっとするかも……!

いよいよドラマは佳境に突入、ドラマ主題歌もリリースラッシュでさらに盛り上がること必至。あなたのドラマ主題歌の“買い”は決まったかな?
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